メソモデル・局地モデル

メソモデルは、全球モデルより細かい水平格子間隔5kmで日本とその近海を計算領域とし、1日8回(3時間ごと)、78時間先(00,12UTC初期値のみ)または39時間先までの予測計算を行っており、最大3日程度先の大雨や暴風などの災害をもたらす現象を予測することを主要な目的としています。

局地モデルは、メソモデルより細かい水平格子間隔(2km)と高い頻度(1日24回(毎時))で18時間先(00,03,06,09,12,15,18,21UTC初期値のみ)または10時間先までの予測計算を行っており、目先数時間〜半日程度先の局地的な大雨の発生ポテンシャルの把握に利用されています。

メソ・局地モデルの領域と地形

メソモデル・局地モデルの領域(左図)と、メソモデルの地形(右上図)と局地モデルの地形(右下図)
(モデル地形作成に用いた標高データセットは、MERIT DEM(Yamazaki et al., 2017)+GTOPO30(米国地質調査所配布))

メソ・局地モデルの予報例

台風第5号が通過した日本時間の2017年8月7日における実際の降水量(解析雨量(左図))と、局地モデル(中図)とメソモデル(右図)の予測例
(色による塗り分けは10分間の積算降水量(mm/10分)を表しています。)

参考リンク

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