気象業務はいま 2019

概要

「気象業務はいま」は、広く国民の皆様に、気象庁の業務の全体像をご理解いただくことを目的として刊行しています。


気象業務はいま2019(全文)[pdf形式:39.0MB]
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目次

はじめに

特集

  1. 1 平成30年7月豪雨
    1. 1 平成30年7月豪雨
      1. (1)概要
      2. (2)平成30年7月豪雨をもたらした大雨の気象要因
      3. (3)記者会見や防災気象情報の発表等による警戒の呼びかけ
      4. コラム 平成30年7月豪雨における危険度分布の状況
      5. コラム 平成30年7月豪雨の局地的な特徴
    2. 2 防災気象情報の伝え方に関する検討会
      1. ①気象庁(気象台)のもつ危機感を効果的に伝えていくために
      2. ②防災気象情報をより一層活用しやすくするために
      3. ③各種の防災情報を効果的に分かりやすくシンプルに伝えていくために
      4. ④特別警報について
      5. コラム 防災気象情報の伝え方改善に向けた気象庁への期待
  2. 2 2030年の科学技術を見据えた気象業務のあり方
    1. 1 はじめに
    2. 2 交通政策審議会気象分科会提言「2030年の科学技術を見据えた気象業務のあり方」
      1. (1)2030年の科学技術を見据えた気象業務の方向性
      2. (2)重点的な取組事項
      3. ①観測・予測精度向上のための技術開発
      4. ②気象情報・デー タの利活用促進
      5. ③防災対応・支援の推進
      6. (3)取組推進のための基盤的、 横断的な方策
    3. 3 提言を受けた気象庁における取組の推進について
      1. コラム 2030年に向けた気象庁への期待
  3. 3 平成を振り返る
    1. 1 はじめに
    2. 2 平成における気象業務の歩み
      1. (1)インターネットの普及と天気予報
      2. (2)科学技術の進展
      3. ①震度観測と緊急地震速報 ~ 揺れをとらえ、揺れる前に知らせる ~
      4. ②スーパーコンピュータの性能向上 ~ より速く、より詳細に、より先まで ~
      5. ③気象衛星ひまわりの進化 ~ 日本の「いま」を鮮やかに ~
      6. (3)気象予報士の活躍と「気象ビジネス」の発展
      7. (4)相次ぐ災害と自然環境の変化
    3. 3 平成から令和へ
      1. コラム 平成 ーながい坂を上り続ける気象庁

トピックス

  1. Ⅰ 自然のシグナルをいち早く捉え、迅速にお伝えするために
    1. トピックスⅠ-1  相次ぐ台風への対応
      1. コラム 記録的な暴風と高潮をもたらした平成30年台風第21号
      2. コラム 高潮予報とその利用
      3. コラム 台風予報の現状
    2. トピックスⅠ-2 平成30年夏の記録的な高温
      1. コラム 地球温暖化が平成30年夏の高温に及ぼした影響
    3. トピックスⅠ-3 相次ぐ被害地震
      1. (1)2018年に発生した主な被害地震
      2. ①平成30年6月18日の大阪府北部の地震
      3. ②平成30年北海道胆振東部地震
      4. (2)気象庁の対応
      5. コラム 可搬型の気象観測機器の設置による災害時等の観測体制の確保
    4. トピックスⅠ-4 気象庁防災対応支援チーム(JETT)の活動
      1. コラム 平成30年北海道胆振東部地震における気象台からの支援(北海道厚真町)
      2. コラム 西日本豪雨における気象台からの支援(広島県呉市)
      3. コラム JETTのロゴマークを作成しました
      4. コラム 市町村の防災業務を支援するチーム「あなたの町の予報官」
    5. トピックスⅠ-5 平成 30 年冬の大雪を受けた情報の改善
    6. トピックスⅠ-6 気候リスク低減と生産性向上に向けた2週間気温予報の提供開始
    7. トピックスⅠ-7 南海トラフ地震への備え
      1. コラム 長周期地震動の観測・予測情報に期待すること
  2. Ⅱ 長期の監視から地球の今を知り、将来に備えるために
    1. トピックスⅡ-1 気候変動に関する適応策への貢献
      1. コラム 埼玉県における適応策への取り組み(埼玉県環境部温暖化対策課)
      2. コラム 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)「1.5℃特別報告書」
      3. コラム 「気候変動に関する懇談会」への期待
      4. コラム 地球温暖化で変わりつつある日本の豪雨
    2. トピックスⅡ-2 世界気象機関(WMO)による石垣島地方気象台の「百年観測所」の認定
  3. Ⅲ 気象情報の活用により、より豊かな暮らしを実現するために
    1. トピックスⅢ-1 新たな気象ビジネスの誕生
      1. コラム 小規模事業者こそデータの活用を!
      2. コラム 農業分野での新たな気象データ利活用の始まり
      3. コラム 笑顔を売る人が笑顔でいられる世の中に。 地方の老舗食堂のIT事業
      4. コラム 気象データに付加価値を
      5. コラム ひまわり8号のデータ利活用をテーマにセミナ一を各地で開催しました
  4. Ⅳ 最新の科学技術を導入し、気象業務の健全な発達を図るために
    1. トピックスⅣ-1 第10世代スーパーコンピュータの運用開始
      1. コラム 2030年に向けた数値予報技術開発重点計画
    2. トピックスⅣ-2 多様な観測デー タを高度に活用した気象技術開発の推進
      1. コラム 気象測器歴史館
      2. コラム 我が国の「質の高い」観測機器の海外展開支援の取組
    3. トピックスⅣ-3 ひまわり黄砂監視画像の提供開始

第1部 国民の安全・安心を支える気象業務

  1. 序章 はじめに
    1. 1 気象情報の流れ
    2. 2 気象庁ホームページ
    3. 3 防災情報提供センター
  2. 1章 気象の監視・予測
    1. 1 気象の監視と情報発表
      1. (1)気象等の特別警報、警報、注意報及び気象情報
      2. ア. 気象等の特別警報・警報・注意報及び気象情報の役割
      3. イ. 気象等の特別警報・警報・注意報
      4. ウ. 各災害に関する防災気象情報
      5. コラム 警報が発表されるときってどんなとき?
      6. エ. その他の防災気象情報
      7. コラム 台風5日強度予報の運用開始
      8. コラム 図形式地方気象情報の提供開始
      9. コラム 「今後の雨」はじめました
      10. (2)天気予報、 週間天気予報、 季節予報
      11. ア. 天気予報
      12. イ. 週間天気予報
      13. ウ. 季節予報
      14. (3)その他の情報
      15. ア. 光化学スモッグなどの被害軽減に寄与するための情報提供
      16. イ. 熱中症についての注意喚起
      17. コラム 気象庁ホームページ「最新の気象データ」の改善 ~特定期間や降雪等のデータを充実
    2. 2 気象の観測
      1. (1)地上気象観測
      2. (2)レーダー気象観測
      3. コラム 発電用風車と気象レーダーが共存するために
      4. (3)高層気象観測
      5. ア. ラジオゾンデ観測
      6. イ. ウィンドプロファイラ観測
      7. (4)静止気象衛星ひまわり
  3. 2章 地震・津波と火山の監視・予測
    1. 1 地震・津波の監視と情報発表
      1. (1)地震に関する情報
      2. ア. 緊急地震速報(地震動特別警報・地震動警報・地震動予報)
      3. イ. 地震情報
      4. (2)津波に関する情報
      5. (3)南海トラフ全域の地震活動とその周辺の地殻変動の監視と情報提供
      6. (4)地震調査研究の推進とその成果の気象業務への活用
    2. 2 火山の監視と情報発表
      1. (1)火山の監視
      2. ア. 111 活火山と火山監視・警報センター
      3. イ. 火山活動を捉えるための観測網
      4. ウ. 現地調査
      5. コラム 火山用語の公開
      6. (2)災害を引き起こす主な火山現象
      7. (3)噴火警報と噴火予報
      8. (4)噴火警戒レベル
      9. ア. 噴火警戒レベルの考え方
      10. イ. 噴火警戒レベルの設定と改善
      11. (5)降灰と火山ガスの予報
      12. (6)火山現象に関する情報
      13. (7)火山噴火予知連絡会
  4. 3章 地球環境の監視・予測
    1. 1 異常気象などの監視と情報発表
      1. (1)異常気象の監視
      2. (2)エルニーニョ/ ラニーニャ現象等の監視と予測
    2. 2 気候変動の監視・予測と情報発表
      1. (1)気候変動の監視
      2. (2)気候変動の将来予測
    3. 3 海洋の監視と診断
      1. (1)海洋の監視
      2. (2)海洋の健康診断表
      3. コラム 「海洋の情報」の公開
      4. コラム 日本を取り巻<海の詳細な把握に向けて ~海の「天気予報」の最前線
    4. 4 環境気象情報の発表
      1. (1)オゾン層・紫外線の監視と予測
      2. (2)黄砂の監視と予測
      3. (3)ヒートアイランド現象の監視・実態把握
    5. 5 地磁気観測
  5. 4章 交通の安全などのための取組
    1. 1 航空の安全などのための情報
      1. (1)空港の気象状況に関する情報
      2. (2)空港の予報・警報に関する情報
      3. (3)上空の気象状況に関する情報
      4. ア. 空域の気象情報
      5. イ. 航空路火山灰情報
      6. (4)航空気象情報を支える技術
      7. ア. 数値予報モデルを用いた精度向上
      8. イ. 気象衛星データによる火山灰監視の高度化
      9. (5)航空交通管理に必要な気象情報
      10. (6)ISO9001 品質マネジメントシステムの導入
    2. 2 船舶の安全などのための情報
      1. (1)沿岸防災のための情報
      2. (2)日本近海を対象とした情報
      3. (3)外洋を対象とした情報
  6. 5章 産業の興隆などのための取組
    1. 1 気象データを活用した生産性向上に向けた取組
      1. (1)はじめに
      2. (2)産業界での気象データの活用状況
      3. ア. ビッグデータ化する気象データ
      4. イ. 先端技術を用いた気象データの活用事例
      5. ウ. 気象データの活用状況と課題
      6. (3)気象データの利活用促進による社会の生産性向上に向けた取組の推進
      7. ア. 国土交通省生産性革命プロジェクト「気象ビジネス市場の創出」
      8. イ. 民間気象事業者等に対する支援
      9. (4)今後の取組に向けて
    2. 2 民間の気象事業
      1. (1)予報業務の許可制度
      2. (2)気象予報士制度
  7. 6章 地域の防災力向上への取組
    1. 1 地方公共団体の防災対策の支援
      1. (1)大雨時の地方公共団体への協力
      2. (2)地震・津波・火山災害時の地方公共団体への協力
      3. コラム 気象防災アドバイザー等の気象防災の専門家の活躍
    2. 2 住民への安全知識の普及啓発
      1. (1)地域防災力アップ支援プロジェクト
      2. (2)関係機関と連携・協力した普及啓発の取組
      3. (3)地方公共団体職員向け気象防災ワークショップ
      4. (4)気象庁ワークショップ「経験したことのない大雨 その時どうする?」
      5. コラム 火山防災知識向上に向けた東北運輸局との連携(仙台管区気象台)
      6. コラム 3.11あの日の避難行動 ~命を救ってくれた防災教育~

第2部 気象業務を高度化するための研究・技術開発

  1. 1章 大気・海洋に関する数値予報技術
    1. 1 数値予報とは
    2. 2 数値予報モデルの現状
      1. (1)全球モデル、メソモデル、局地モデル
      2. (2)季節予報モデルと長期再解析
      3. (3)海に関する数値モデル
      4. (4)物質輸送モデル
    3. 3 数値予報の技術向上と精度向上
    4. 4 地球温暖化予測
  2. 2章 新しい観測・予測技術
    1. 1 気象レーダーを活用した積乱雲監視・予測の例 ~レーダー雷解析~
    2. 2 シチズンサイエンスによる雪結晶の高密度観測
    3. 3 平成29年台風第21号の航空機観測を用いた強度解析と予測実験
    4. 4 スマート社会を支える台風予報の高度化のための研究・開発
  3. 3章 地震・津波、火山に関する技術開発
    1. 1 地震災害軽減のための技術開発
      1. コラム 揺れの数値予報
    2. 2 津波災害軽減のための技術開発
    3. 3 火山の監視・予測のための技術開発
      1. コラム 次世代の火山監視 - 先進的な気象レーダーで視た桜島噴火 -
  4. 4章 大学や研究機関と連携した研究・技術開発
    1. コラム 人工知能技術による気象予測への貢献
    2. コラム 気象研究コンソーシアム

第3部 気象業務の国際協力と世界への貢献

  1. 1章 世界気象機関(WMO)を通じた世界への貢献
    1. コラム 世界気象機関(WMO)邦人職員より
    2. コラム 利用者のニーズに応じた気象観測の世界的な発展に向けて
  2. 2章 国連教育科学文化機関(UNESCO)を通じた世界への貢献
  3. 3章 国際民間航空機関(ICAO)を通じた世界への貢献
  4. 4章 国際的な技術開発・研究計画との連携
  5. 5章 開発途上国への人材育成支援・技術協力について
    1. コラム 2018年9月にインドネシアで発生した地震・津波災害を受けての国際協力
    2. コラム 静止気象衛星「ひまわり」による国際協力 ~外国気象機関のリクエストに応じた観測を初めて実施~
    3. コラム ひまわり8号はオーストラリア気象局の予報官の業務をいかに革新したか

第4部 最近の気象・地震・火山・地球環境

  1. 1章 気象災害、台風など
    1. 1 平成30年(2018年)のまとめ
    2. 2 平成30年(2018年)の主な気象災害
    3. 3 平成30年(2018年)の台風
  2. 2章 天候、異常気象など
    1. 1 日本の天候
    2. 2 世界の主な異常気象
    3. 3 世界と日本の平均気温
    4. 4 大雨・短時間強雨
    5. 5 大気中の二酸化炭素
    6. 6 その他の温室効果ガス
    7. 7 海面水温
    8. 8 海洋中の二酸化炭素
    9. 9 オホーツク海の海氷
  3. 3章 地震活動
    1. 1 日本及びその周辺の地震活動
    2. 2 世界の地震活動
  4. 4章 火山活動
  5. 5章 黄砂、紫外線など
    1. 1 黄砂
    2. 2 オゾン層・紫外線
    3. コラム 南極オゾンホールの回復傾向
    4. 3 日射と赤外放射

資料編

全国気象官署等一覧

用語集

「気象業務はいま2019」の利用について

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参考リンク集

(1)気象庁について

(2)気象関係資料

(3)地震、津波、火山関係資料

(4)地球環境関係資料

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