知識・解説「火山」

 このページは、火山の防災情報、観測体制または基礎知識についての解説ページなどを掲載したポータルサイトです。

「火山防災の日」特設サイト

 「火山防災の日」の制定を契機として、より多くの方に火山の魅力や恩恵とともに、火山防災について正しく理解いただく目的で、親しみやすく分かりやすいサイトを作成しています。

気象庁の火山の情報とその解説

  • 噴火警報・予報情報の解説
     生命に危険を及ぼす火山現象の発生やその拡大が予想される場合に「警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲) を明示して発表します。噴火警戒レベルを運用している火山では、噴火警戒レベルを付して発表します。

  • 噴火速報情報の解説
     登山者や周辺の住民に対して、火山が噴火したことを端的にいち早く伝えて、身を守る行動を取っていただくために発表する情報です。

  • 火山の状況に関する解説情報(臨時)情報の解説
     噴火警戒レベルの引き上げ基準に現状達していないが、今後の活動の推移によっては噴火警戒レベルを引き上げる可能性があると判断した場合、または判断に迷う場合に発表する情報です。

  • 火山の状況に関する解説情報情報の解説
     現時点では、噴火警戒レベルを引き上げる可能性は低いが、火山活動に変化がみられるなど、火山活動の状況を伝える必要があると判断した場合に発表する情報です。

  • 降灰予報情報の解説
     噴火後に、どこに、どれだけの量の火山灰が降るかについての情報です。活動が活発化している火山では、もしも今日、噴火が起こるとしたら、この範囲に降灰があります、という事前の情報も発表しています。

  • 火山活動解説資料
     地図や図表を用いて、火山活動の状況や警戒事項について解説した資料です。


  • 噴火に関する火山観測報情報の解説
     噴火が発生したことや、噴火に関する情報(噴火の発生時刻・噴煙高度・噴煙の流れる方向・噴火に伴って観測された火山現象等)を噴火後直ちにお知らせする情報です。

  • 火山ガス予報情報の解説
     居住地域に長期間影響するような多量の火山ガスの放出がある場合に、火山ガスの濃度が高まる可能性のある地域をお知らせします。

  • 火山現象に関する海上警報情報の解説
     噴火の影響が海上や沿岸に及ぶ恐れがある場合に発表します。緯度・経度と範囲を指定して、付近を航行する船舶に対して警戒を呼びかけます。

  • 航空路火山灰情報(VAA)東京VAACについての説明
     噴火による火山灰が航空機の運航に与える影響を回避するために発表する航空路上の火山灰情報(火山灰の分布や拡散予測)です。予報期間は最大で18時間です。

  • その他の火山のデータ・資料など
     気象庁では、他にも火山に関する様々なデータ・資料などを公表しています。

気象庁の火山観測・監視体制

  • 火山の監視
     気象庁の火山の監視業務のご紹介です。気象庁では、24時間365日休むことなく火山を監視しています。

  • 噴火警報等の伝達
     気象庁が発表する噴火警報などの情報は、報道機関・都道府県・市町村等を通じて、住民の皆さんにお知らせします。

  • 火山の各種観測方法
     火山を観測する様々な方法を紹介しています。

  • 常時観測火山の観測点配置
     気象庁で火山活動を24時間体制で常時観測・監視している「常時観測火山」ごとに、地震計や監視カメラなどの観測機器がどこにあるのかを示したページです。以下のリストから火山を選択して確認もできます。
    


  • 火山防災連絡事務所
     気象庁では、浅間山、伊豆大島、三宅島、阿蘇山及び口永良部島における火山業務を地元自治体と連携して行うことを目的として、地元自治体庁舎内に「火山防災連絡事務所」を設置しています。

  • 火山業務の沿革
     気象庁の火山業務の沿革をまとめています。

火山の基礎知識

  • 気象庁が噴火警報等で用いる用語集
     気象庁において、「明確さ」「平易さ」「聞き取りやすさ」の3つの観点で定めている、噴火警報などで用いる用語集です。

  • 火山噴火の仕組み
     火山がどうして出来るのかを解説しています。

  • 活火山とは
     「活火山」とは何か、かつて使われていた「休火山」「死火山」という表現が使われなくなった理由などを説明しています。

  • 全国の活火山の活動履歴等
     日本の111の活火山それぞれについて、火山の概要や火山活動の履歴などをまとめています。以下のリストから火山を選択して確認もできます( ●:常時観測火山 )。
    


広報資料など(パンフレット、写真・動画、教材等)

パンフレットなど

気象庁
火山のパンフレット1 火山のパンフレット2 ポスター「火山防災の日」 リーフレット「なるほど!火山」
火山
-その監視と防災-
火山
-監視と防災情報-
ポスター
「火山防災の日」
なるほど!火山
気象庁
火山への登山のしおり 噴火警報・噴火警戒レベルのリーフレット 各火山の噴火警戒レベル<br>リーフレット 噴火速報のリーフレット
火山への登山のしおり 噴火警報と
噴火警戒レベル
各火山の噴火警戒レベル
リーフレット
噴火速報
気象庁 内閣府・気象庁 政府広報
降灰予報のリーフレット 日本活火山総覧 火山への登山のそなえ 降灰予報の政府広報
降灰予報 日本活火山総覧
(第4版)
火山への登山のそなえ 火山灰が降る地域と
量を迅速に予報する
「降灰予報」

写真・動画

火山防災教育の教材など

  • 火山実験カタログ 【小学校高学年~中学校】(札幌管区気象台)
     噴火や火砕流などの火山現象を、模擬的に再現できる身の回りの物を用いた実験方法を紹介しています。

  • 防災授業の支援教材 【小学校高学年~中学校】(仙台管区気象台)
     火山などの自然現象の知識や、災害から身を守る行動の学習支援を目的とした教材です。

  • 山形県にある火山 【小学校低学年~中学校】(山形地方気象台)
     山形県内の活火山を題材として、火山の知識と、普段からの備えなどを学ぶ教材です。

  • 火山防災教育プログラム 【小学校高学年など】(宇都宮地方気象台)
     宇都宮地方気象台では、栃木県教育委員会等と連携して、児童生徒の『主体的に行動する態度』を学び実践するための防災教育の普及啓発に取り組んでいます。本プログラムは、防災教育の担当ではない先生や理科が専門ではない先生でも、総合的な学習の時間や学級活動等を活用した、火山防災教育を実践できる教材です。

  • 10分で防災 【小学校高学年など】(福岡管区気象台)
     火山などの自然災害を自分のこととして考えるきっかけとなることを目指す、災害や自分たちの住んでいる町の危険について、こどもたち自身が考えて話し合う授業の教材です。

 ※ このほかに、防災教育に使える副教材・副読本ポータル にも様々な資料があります。

外部リンク