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数値予報の精度向上

 数値予報の精度は年々向上しています。それをもたらしているのは、数値予報モデルの精緻化、解析手法の高度化、観測データの増加・品質改善、そして数値予報の実行基盤となるコンピュータの性能向上です。
 全球モデルの予報誤差は、下の図に見られるように年々小さくなっています。上空約5,000~6,000mの高度に相当する500hPaの高度の予報は、1980年代半ばの1日予報が現在の3日予報と同程度の誤差です。また、台風の進路予報も、1990年代前半の3日予報より現在の5日予報の誤差が小さくなっています。この精度改善を背景として、2009年から台風の5日予報を開始しました。
 全球モデルの水平格子間隔/鉛直層は、1980年代半ばは280km/12層という粗いものでしたが、現在では20km/100層という非常に精細なものとなっています。この精細なモデルを実行する気象庁のコンピュータは、現在では1秒間に847兆回という膨大な計算を行う性能を有しています。

500hPa高度の予報誤差
台風進路予報誤差

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