特別警報、危険警報、警報、注意報、気象情報

特別警報、危険警報、警報、注意報、気象情報

分類 用語 区分 説明
特別警報 予想される現象が特に異常であるため重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に、その旨を示して行う警報。
氾濫、大雨、土砂災害、高潮、暴風、暴風雪、大雪、波浪の特別警報がある。氾濫、大雨、土砂災害、高潮の特別警報には名称に「レベル5」を付して発表する。
用例 「レベル5大雨特別警報」「暴風特別警報」
備考 地方気象台などが、府県予報区の二次細分区域に限定して(レベル5氾濫特別警報については河川予報区に対して)、定められた基準をもとに発表する。
特別警報級 特別警報基準以上。
用例 「特別警報級の勢力の台風」、「特別警報級の大雨」。
危険警報 重大な災害の起こるおそれが大きい危険な状況である旨を警告して行う予報。
氾濫、大雨、土砂災害、高潮の危険警報があり、名称に「レベル4」を付して発表する。
用例 「レベル4大雨危険警報」
備考 地方気象台などが、府県予報区の二次細分区域に限定して(レベル4氾濫危険警報については河川予報区に対して)、定められた基準をもとに発表する。
危険警報級 危険警報基準以上。
用例 「危険警報級の大雨」
警報 重大な災害の起こるおそれのある旨を警告して行う予報。
氾濫、大雨、土砂災害、高潮、暴風、暴風雪、大雪、波浪の警報がある。氾濫、大雨、土砂災害、高潮の警報には名称に「レベル3」を付して発表する。
用例 「レベル3大雨警報」「暴風警報」
備考 地方気象台などが、府県予報区の二次細分区域に限定して(レベル3氾濫警報については河川予報区に対して)、定められた基準をもとに発表する。
警報級 警報基準以上。
用例 「警報級の大雨」、「警報級の大雪」、「警報級の高波」。
注意報 災害が起こるおそれがある場合にその旨を注意して行う予報。
氾濫、大雨、土砂災害、高潮、風雪、強風、大雪、雷、乾燥、濃霧、霜、なだれ、低温、着雪、着氷、融雪、波浪の注意報がある。氾濫、大雨、土砂災害、高潮の注意報には名称に「レベル2」を付して発表する。
用例 「レベル2大雨注意報」「強風注意報」
備考 地方気象台などが、府県予報区の二次細分区域に限定して(レベル2氾濫注意報については河川予報区に対して)、定められた基準をもとに発表する。
注意報級 注意報基準以上、警報基準未満。
用例 「注意報級の大雨」、「注意報級の大雪」、「注意報級の高波」。
レベル5土砂災害特別警報 大雨によるがけ崩れ、土石流等の土砂崩れに関する特別警報。
備考 基準:特別警報の基準による。
(レベル5土砂災害特別警報、レベル4土砂災害危険警報、レベル3土砂災害警報、レベル2土砂災害注意報共通)
台風や集中豪雨等により土砂崩れが起こるおそれがある場合に発表する。
気象業務法等上に位置づけられている土砂崩れ特別警報、土砂崩れ危険警報、土砂崩れ警報(土砂崩れ危険警報を除く。)及び土砂崩れ注意報は、レベル5土砂災害特別警報・レベル4土砂災害危険警報・レベル3土砂災害警報・レベル2土砂災害注意報の名称を用いて発表される。
レベル4土砂災害危険警報 大雨によるがけ崩れ、土石流等の土砂崩れに関する危険警報。
備考 「レベル5土砂災害特別警報」の備考欄参照。
土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律に基づく土砂災害警戒情報と一体的に発表する。
レベル3土砂災害警報 大雨によるがけ崩れ、土石流等の土砂崩れに関する警報。
備考 「レベル5土砂災害特別警報」の備考欄参照。
レベル2土砂災害注意報 大雨によるがけ崩れ、土石流等の土砂崩れに関する注意報。
備考 「レベル5土砂災害特別警報」の備考欄参照。
レベル5高潮特別警報 台風等による海面の異常上昇に関する特別警報。
備考 基準:特別警報の基準による。
(レベル5高潮特別警報、レベル4高潮危険警報、レベル3高潮警報、レベル2高潮注意報共通)
台風や温帯低気圧等に伴う海面の異常上昇により浸水害が起こるおそれがある場合に発表する。気象業務法等上に位置づけられている高潮特別警報、高潮危険警報、高潮警報(高潮危険警報を除く。)及び高潮注意報は、レベル5高潮特別警報・レベル4高潮危険警報・レベル3高潮警報・レベル2高潮注意報の名称を用いて発表される。
レベル4高潮危険警報 台風等による海面の異常上昇に関する危険警報。
備考 「レベル5高潮特別警報」の備考欄参照。
レベル3高潮警報 台風等による海面の異常上昇に関する警報。
備考 「レベル5高潮特別警報」の備考欄参照。
レベル2高潮注意報 台風等による海面の異常上昇に関する注意報。
備考 「レベル5高潮特別警報」の備考欄参照。
波浪特別警報 風浪、うねり等に関する特別警報。
備考 基準:特別警報の基準による。
波浪警報 風浪、うねり等に関する警報。
波浪注意報 風浪、うねり等に関する注意報。
× 洪水警報 洪水に関する警報。
河川予報区を対象として発表するもの:河川氾濫の特別警報・危険警報・警報
府県予報区を対象として発表するもの:大雨の特別警報・危険警報・警報
備考 令和8年5月29日以降使用しない。
× 洪水注意報 洪水に関する注意報。
河川予報区を対象として発表するもの:レベル2氾濫注意報
府県予報区を対象として発表するもの:レベル2大雨注意報
備考 令和8年5月29日以降使用しない。
指定河川洪水予報 洪水予報指定河川について、国土交通大臣又は都道府県知事と気象庁長官が共同して、洪水のおそれがあると認められるときに水位又は流量(国土交通大臣と気象庁長官が共同して行うものについて、氾濫した後においては、水位若しくは流量又は氾濫により浸水する区域及びその水深)を示して行う洪水に関する予報。
○○川レベル5氾濫特別警報 河川の氾濫に関する特別警報
備考 基準:特別警報の基準による。
(レベル5氾濫特別警報、レベル4氾濫危険警報、レベル3氾濫警報、レベル2氾濫注意報共通)
台風や集中豪雨等により河川の氾濫の起こるおそれがある場合に、河川予報区を対象に発表する。気象業務法等上に位置づけられている洪水特別警報、洪水危険警報、洪水警報(洪水危険警報を除く。)及び洪水注意報(いずれも河川予報区に対して発表するものに限る。)は、○○レベル川5氾濫特別警報・○○川レベル4氾濫危険警報・○○川レベル3氾濫警報・○○川レベル2氾濫注意報の名称を用いて発表される。
○○川レベル4氾濫危険警報 河川の氾濫に関する危険警報
備考 「レベル5氾濫特別警報」の備考欄参照。
○○川レベル3氾濫警報 河川の氾濫に関する警報
備考 「レベル5氾濫特別警報」の備考欄参照。
○○川レベル2氾濫注意報 河川の氾濫に関する注意報
備考 「レベル5氾濫特別警報」の備考欄参照。
暴風雪特別警報 暴風雪に関する特別警報。
備考 a)運用基準:特別警報の基準による。
b)暴風特別警報の警報事項も含む。
暴風雪警報 暴風雪に関する警報。
備考 a)運用基準:平均風速がおおむね20m/sを超え、雪を伴う場合(地方により基準値が異なる)。
b)暴風警報の警報事項も含む。
風雪注意報 風雪に関する注意報。
備考 a)運用基準:平均風速がおおむね10m/sを超え、雪を伴う場合(地方により基準値が異なる)。
b)強風注意報の注意報事項も含む。
暴風特別警報 暴風に関する特別警報。
備考 運用基準:特別警報の基準による。
暴風警報 暴風に関する警報。
備考 運用基準:平均風速がおおむね20m/sを超える場合(地方により基準値が異なる)。
強風注意報 強風に関する注意報。
備考 運用基準:平均風速がおおむね10m/sを超える場合(地方により基準値が異なる)。
レベル5大雨特別警報 大雨に関する特別警報。
備考 基準:特別警報の基準による。
(レベル5大雨特別警報、レベル4大雨危険警報、レベル3大雨警報、レベル2大雨注意報共通)
台風や集中豪雨等により浸水害が起こるおそれがある場合に発表する。
気象業務法等上に位置づけられている以下の警報等は、レベル5大雨特別警報・レベル4大雨危険警報・レベル3大雨警報・レベル2大雨注意報の名称を用いて発表される。
大雨特別警報、大雨危険警報、大雨警報(大雨危険警報を除く。)、大雨注意報、浸水警報、浸水注意報、洪水特別警報、洪水危険警報、洪水警報(洪水危険警報を除く。)及び洪水注意報(いずれも府県予報区に対して発表するものに限る。
レベル4大雨危険警報 大雨に関する危険警報
備考 「レベル5大雨特別警報」の備考欄参照。
レベル3大雨警報 大雨に関する警報。
備考 「レベル5大雨特別警報」の備考欄参照。
レベル2大雨注意報 大雨に関する注意報。
備考 「レベル5大雨特別警報」の備考欄参照。
大雪特別警報 大雪に関する特別警報。
備考 運用基準:特別警報の基準による。
大雪警報 大雪に関する警報。
大雪注意報 大雪に関する注意報。
雷注意報 雷に関する注意報。
備考 運用基準:落雷または雷に伴うひょう、突風などによる災害が予想される場合。
乾燥注意報 空気の乾燥に関する注意報。
備考 運用基準:空気が乾燥し、火災の危険が大きいと予想される場合。
濃霧注意報 濃霧に関する注意報。
備考 運用基準:濃霧のため、交通機関に著しい障害が起こると予想される場合。
霜注意報 霜に関する注意報。
備考 運用基準:早霜、晩霜などによって、農作物に著しい被害が予想される場合。
なだれ注意報 なだれに関する注意報。
低温注意報 低温に関する注意報。
備考 運用基準:低温のため農作物などに著しい被害が予想される場合。冬季の水道管の凍結・破裂による著しい被害が予想される場合。
着雪注意報 着雪に関する注意報。
備考 運用基準:着雪が著しく、通信線や送電線などに被害が起こるおそれがある場合。
着氷注意報 着氷に関する注意報。
備考 運用基準:着氷が著しく、通信線や送電線などに被害が起こるおそれがある場合。北海道では、着氷注意報を「船体着氷」を指して行うことが多い。
融雪注意報 融雪に関する注意報。
備考 運用基準:浸水、土砂災害などの災害が予想される場合。
水防活動用警報 水防活動の利用に適合する警報で、重大な災害の起こるおそれがある旨を警告して行う予報。気象、津波、高潮、洪水の警報がある。
水防活動用注意報 水防活動の利用に適合する注意報で、災害の起こるおそれがある場合に、その旨を注意して行う予報。気象、津波、高潮、洪水の注意報がある。
海上警報 全般海上予報区、地方海上予報区を対象とする船舶の運航に必要な海上の気象(風、霧、着氷)などに関する警報。
備考 a)海上警報には全般海上警報と地方海上警報がある。警報の種別には一般(風、濃霧、着氷)警報、強風警報、暴風警報、台風警報、警報なしがある。
b)全般海上警報は、通信衛星(インマルサット)、無線ファクシミリ(JMH)、漁業無線気象通報および漁業気象通報によって通報される。
c)地方海上警報は、海上保安庁の海岸局から無線電話、狭帯域直接印刷電信(ナブテックス)および漁業無線気象通報によって通報される。
海上風警報 海上で風速が28ノット以上34ノット未満(13.9m/s以上17.2m/s未満。風力階級は7)の状態に既になっているか、または24時間以内にその状態になると予想される場合に発表する警報。
海上強風警報 海上で風速が34ノット以上48ノット未満(17.2m/s以上24.5m/s未満。風力階級は8~9)の状態に既になっているか、または24時間以内にその状態になると予想される場合に発表する警報。
海上暴風警報 台風の場合は、海上で風速が48ノット以上64ノット未満(24.5m/s以上32.7m/s未満。風力階級は10~11)の状態に既になっているか、または24時間以内にその状態になると予想される場合に発表する警報。
温帯低気圧の場合は、海上で風速が48ノット以上(24.5m/s以上。風力階級が10以上)の状態に既になっているか、または24時間以内にその状態になると予想される場合に発表する警報。
海上台風警報 台風により、海上で風速が64ノット以上(32.7m/s以上。風力階級が12以上)の状態に既になっているか、または24時間以内にその状態になると予想される場合に発表する警報。
海上濃霧警報 海上の視程がおおむね500m(瀬戸内海では1km)以下の状態に既になっているか、または24時間以内にその状態になると予想される場合に発表する警報。
海上着氷警報 海上で低温と風により波しぶき、雨や霧が船体に付着し、凍結する状態に既になっているかまたは、24時間以内にその状態になると予想される場合に発表する警報。
気象情報 円滑な防災活動を支援するため、一般および関係機関に対して現象の経過や予想、注意すべき事項等を解説する情報。
情報の主な種類として、気象防災速報、気象解説情報などがある。
備考 観測の成果、気象庁がその業務の実施の過程において作成した予報等に関する情報、その他、気象庁が保有する情報を総称して「気象情報」という場合がある。
天候情報 気象情報のうち、社会的に影響の大きい天候に関する情報。 少雨、長雨、低温、梅雨など比較的長期にわたる現象について注意を喚起したり、解説するために発表する。
気象防災速報 警戒レベル相当情報やそれ以外の警報等の「対応や行動が必要な状況であることを伝える簡潔な情報」を補足するものとして、極端な現象を速報的に伝える情報。以下のキーワードを付して発表する。
キーワード:記録的短時間大雨、線状降水帯発生、線状降水帯直前予測、短時間大雪、竜巻注意、竜巻目撃
用例 「気象防災速報(線状降水帯発生)」
気象解説情報 現在の気象状況と今後の見込みを伝え、災害への備えや今後の防災対応の検討・判断を後押しする情報として、現在・今後の気象状況を網羅的に解説する情報。以下のキーワードを付して発表する。
キーワード:線状降水帯半日前予測、台風第○号、大雨 等
用例 「気象解説情報(線状降水帯半日前予測)」、「全般気象解説情報(大雨)」
× 記録的短時間大雨情報 「気象防災速報(記録的短時間大雨)」
備考 令和8年5月29日から気象防災速報として運用。
早期注意情報(警報級の可能性) 警報級の現象が5日先までに予想されるときに、その可能性を高さに応じて[高]、[中]の2段階で伝える情報。
備考 詳細はこちらを参照。
気象警報・注意報時系列情報 気象警報・注意報時系列情報の対象とする要素※について、翌日までの3時間毎または日毎の気象状況の見通しを時系列の形式で色分け表示したもの。
※対象要素:大雨、土砂災害、風、波、高潮、雷、乾燥、大雪、融雪、濃霧、着氷、着雪、なだれ、低温、霜
備考 詳細はこちらを参照。
注意警戒文 特別警報、危険警報・警報・注意報のより有効な利用をはかるため、警戒すべき場所・現象の程度や災害発生の危険度等を具体的に示し100文字以内でまとめたもの。
発表する 備考 特別警報、危険警報、警報、注意報および気象情報の公表には「発表」を用いる。「発令」、「宣言」ではない。
切り替える 備考 特別警報、危険警報、警報、注意報などの継続などには「切り替え」を用いる。「更新」は用いない。
二次細分区域 特別警報・危険警報・警報・注意報(河川氾濫に関するものを除く。)の発表に用いる区域。市町村(東京特別区は区)を原則とするが、一部市町村を分割して設定している場合がある。
備考 一次細分区域は府県天気予報を細分して行う区域。
参考資料:特別警報・危険警報・警報・注意報や天気予報の発表区域(細分区域等一覧表)市町村を分割して設定している二次細分区域
市町村等をまとめた地域 二次細分区域ごとに発表する特別警報・危険警報・警報・注意報の発表状況を地域的に概観するために、災害特性や都道府県の防災関係機関等の管轄範囲などを考慮してまとめた区域。
備考 参考資料:特別警報・危険警報・警報・注意報や天気予報の発表区域(細分区域等一覧表)発表地域図