気象警報・注意報
このページでは、気象等に関する特別警報・危険警報・警報・注意報(ここでは「気象警報・注意報」といいます。)について解説しています。
気象庁は、大雨や暴風等によって発生する災害の防止・軽減のため、気象警報・注意報や早期注意情報(警報級の可能性)、気象防災速報や気象解説情報等の防災気象情報を発表しています。これらの情報は防災関係機関の活動や住民の安全確保行動の判断を支援するため、災害に結びつくような激しい現象が予想される数日前から早期注意情報(警報級の可能性)や気象解説情報を発表し、その後の危険度の高まりに応じて、気象警報・注意報、気象防災速報を段階的に発表しています。なお、これらの情報の内容や発表のタイミングについては、常に市町村、都道府県、国の機関、報道関係等の防災機関との間で意見交換を行い、効果的に防災活動を支援できるよう努めています。
特別警報については、「特別警報について」もご覧ください。
警戒レベルに対応した気象警報・注意報
「避難情報に関するガイドライン」(内閣府(防災担当))では、住民が災害時にとるべき避難行動が直感的にわかるよう避難情報等が5段階の警戒レベルに整理されています。対象となる災害である河川氾濫、大雨、土砂災害及び高潮に関する気象警報・注意報や早期注意情報(警報級の可能性)は、下の表の通り、5段階すべての警戒レベルに対応した情報となっており、とるべき行動の判断をより一層支援できる情報体系となっています。
その他の気象警報・注意報
その他の気象警報・注意報については、対象となる現象や災害の内容によって以下のように4種類の特別警報及び警報、13種類の注意報、3種類の早期注意情報(警報級の可能性)を発表しています。詳しくは「気象警報・注意報の種類」や「早期注意情報(警報級の可能性)」をご覧ください。
特別警報 |
暴風、波浪、大雪、暴風雪 |
警報 |
暴風、波浪、大雪、暴風雪 |
注意報 |
強風、波浪、大雪、風雪、濃霧、雷、乾燥、なだれ、着氷、着雪、霜、低温、融雪 |
早期注意情報 (警報級の可能性) |
暴風(暴風雪)、波浪、大雪 |
気象警報・注意報の入手
発表中の気象警報・注意報は、気象庁ホームページで確認できるほか、市町村や民間気象会社等においても、インターネットや携帯電話向けの情報を提供しているところがあります。このほか、テレビやラジオ等では特別警報や警報等が発表された場合に放送されるほか、ニュースや天気予報番組で気象警報・注意報の発表状況が放送されています。
気象警報・注意報には、各現象が予想される時間帯のほか、雨量や波の高さの予測値を記載しています。気象状況の変化に伴って予測が変わることがあります。そのようなときには、発表中の気象警報・注意報の内容を更新しますので、常に最新の情報をご利用ください。
気象警報・注意報の発表基準
気象警報・注意報の発表基準は、市町村ごとに過去の災害を網羅的に調査した上で、災害発生に密接に結びついた気象要素(風速、潮位や後述の雨量指数※等)等を用いて設定しています。
詳細な発表基準については「特別警報の指標及び危険警報・警報・注意報発表基準一覧表」をご覧ください。(レベル5特別警報や特別警報の発表基準等は「気象等に関する特別警報の発表基準」もご覧ください。)
※土壌雨量指数・表面雨量指数・流域雨量指数についての詳細な説明は以下をご覧ください。
気象警報・注意報の発表区域
防災機関の防災活動が円滑に行えるように、河川氾濫以外に関する気象警報・注意報は原則として個別の市町村を発表区域として、河川氾濫に関する気象警報・注意報は洪水予報河川ごとに定められた河川予報区単位で発表しています。各地・各河川の発表区域については以下を参照ください。
テレビやラジオ放送では、重要な内容を簡潔かつ効果的に伝えられるよう、市町村等をまとめた地域の名称を用いて、警戒が必要な地域をお知らせする場合があります。
気象警報・注意報の発表地域のイメージ
気象警報・注意報を市町村ごとに発表する目的
平成16年の梅雨前線や台風による度重なる甚大な風水害等を契機に、中央防災会議等では、「避難勧告等の判断基準(具体的な考え方)に適合した基準で、気象官署及び河川管理者が警報等の防災関係情報を発表すること」が有効であるとの検討結果がまとめられました。これを受け、気象庁では、市町村長が行う避難指示等の防災対応の判断や住民の自主的な避難行動をよりきめ細かく支援するため、河川氾濫以外に関する気象警報・注意報を市町村ごとに発表しています。
また、河川氾濫に関する気象警報・注意報は、令和4年から令和6年にかけて行われた「防災気象情報に関する検討会」において、「どの河川が氾濫するのかを認識した上で対象とする地域を絞り込んで発令することが重要であり、そのトリガーとなる防災気象情報は河川ごとに発表することが望ましい」とされたため、河川予報区単位で発表しています。
気象警報・注意報とリードタイム
気象庁は猶予時間(リードタイム)を確保して、気象警報・注意報を発表しています。例えば、警報は重大な災害が発生するような警報級の現象が概ね3~6時間先※に予想されるときに発表することとしています。このリードタイムは、気象警報・注意報が防災関係機関や住民に伝わり安全確保行動がとられるまでにかかる時間を考慮して設けていますが、現象の予想が難しい場合には、リードタイムを確保できない場合もあります。また、気象警報・注意報の発表の有無に関わらず、気象警報・注意報の各基準を超える現象や情報の発表が見込まれる時間帯を表示する「時系列情報(明日までの警報等の見通し)」も発表しています。
※一部の警戒レベルに対応した警報では、異なるリードタイムを設けています。
また、警報級の現象が5日先までに予想されているときには、その可能性を「早期注意情報(警報級の可能性)」として[高]、[中]の2段階で発表しています。なお、[高]や[中]が発表されていなくても、天候の急激な変化に伴って警報等が発表される場合もありますので、いつ警報等が発表されても対応できるように、警報等の発表時の対応を普段から考えておくことが大切です。
「時系列情報(明日までの警報等の見通し)」及び「早期注意情報(警報級の可能性)」についての詳細な説明は以下をご覧ください。
気象庁ホームページの表示例
気象庁ホームページでは、気象警報・注意報の発表状況を地図や一覧表で表示しています。また、詳細な情報を市町村ごとに示しています。
地図表示の例
a |
選択した種別の発表状況を表示します。 |
b |
警戒レベルに対応した気象警報・注意報は、相当する警戒レベルの配色で表示します。その他の気象警報・注意報もこの凡例通りの配色としますが、警戒レベルには相当しないことに留意してください。 |
市町村表示の例
a |
市町村等の警戒レベルに対応した気象警報・注意報を表示します。氾濫と高潮については、当該市町村等に関連する情報を紐づけて表示します |
b |
その他の気象警報・注意報を表示します。 |
c |
時系列情報(明日までの警報等の見通し)を気象警報・注意報が発表されていない時も含め常時提供します。 |
危険度や雨量等の予想値は、最大で概ね24時間先まで表示しますが、24時間を超えて警報級または注意報級の危険度が継続することが予想されるときには、24時間後以降も危険度の高まりの見通しをもつことができるよう“以後も警報級”または“以後も注意報級”と表示します。時系列情報(明日までの警報等の見通し)については、時系列情報(明日までの警報等の見通し)をご確認ください。
気象防災速報、気象解説情報による補足やキキクル
気象警報・注意報に先立って注意・警戒を呼びかけたり、気象警報・注意報の発表中に現象の経過、予想、防災上の留意点等を解説したりする目的で「気象解説情報」、「気象防災速報」という情報を発表しています。気象警報・注意報と気象解説情報、気象防災速報は一体のものとして発表していますので、気象警報・注意報の発表中は、是非とも気象解説情報、気象防災速報の内容も確認するようにしてください。
また、河川氾濫、大雨及び土砂災害の気象警報・注意報が発表されたときには、どこで危険度が高まるかの予想をキキクルで確認できます。









