気象警報・注意報の種類

 このページでは、気象警報・注意報の種類と内容について解説しています。

気象等の特別警報の種類と内容

 特別警報とは、予想される現象が特に異常であるため重大な災害の起こるおそれが著しく大きい旨を警告して行う予報です。以下の8種類の気象等の特別警報を発表しています。

レベル5氾濫特別警報 レベル5氾濫特別警報は、台風や集中豪雨等により河川の氾濫の起こるおそれが著しく大きくなることが予想される場合に発表します。※
レベル5大雨特別警報 レベル5大雨特別警報は、台風や集中豪雨等により浸水害の起こるおそれが著しく大きい降雨量に相当する大雨が予想される場合に発表します。
レベル5土砂災害特別警報 レベル5土砂災害特別警報は、台風や集中豪雨等により土砂崩れの起こるおそれが著しく大きい降雨量に相当する大雨が予想される場合に発表します。
レベル5高潮特別警報 レベル5高潮特別警報は、台風や温帯低気圧等に伴う海⾯の異常上昇により浸水害の起こるおそれが著しく大きくなることが予想される場合に発表します。
大雪特別警報 大雪特別警報は、数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合に発表します。
暴風特別警報 暴風特別警報は、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合に発表します。
暴風雪特別警報 暴風雪特別警報は、数十年に一度の強度の台風と同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと予想される場合に発表します。
波浪特別警報 波浪特別警報は、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により高波になると予想される場合に発表します。

※洪水予報河川(気象庁が国土交通省または都道府県の機関と共同して、区間を決めて水位または流量を示した洪水の予報を行うことをあらかじめ指定した河川)以外の河川については、レベル5大雨特別警報の中で扱います。

気象等の危険警報の種類と内容

 危険警報とは、重大な災害が起こるおそれが大きい危険な状況である旨を警告して行う予報です。以下の4種類の気象等の危険警報を発表しています。

レベル4氾濫危険警報 レベル4氾濫危険警報は、急激な水位上昇によりまもなく氾濫危険水位を超え、さらに水位の上昇が見込まれる場合や、氾濫危険水位に到達した場合に発表します。
レベル4大雨危険警報 レベル4大雨危険警報は、表面雨量指数がレベル4大雨危険警報の対象となる1km格子において、レベル4大雨危険警報の基準値に到達することが予想される場合や、流域雨量指数がレベル4大雨危険警報の対象となる河川の1km格子において、レベル4大雨危険警報の基準値に到達することが予想される場合に発表します。
レベル4土砂災害危険警報 レベル4土砂災害危険警報は、60分雨量及び土壌雨量指数の組み合わせがレベル4土砂災害危険警報の基準値に到達することが予想される場合(おおむね2時間先までに基準値に到達することが予想される場合)に発表します。
レベル4高潮危険警報 レベル4高潮危険警報は、水位又は潮位がレベル4高潮危険警報の基準値に到達することが予想される場合に発表(基準値に到達することが予想される場合に、おおむね6時間前までに発表)します。

気象等の警報の種類と内容

 警報とは、重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報です。以下の8種類の気象等の警報を発表しています。

レベル3氾濫警報 レベル3氾濫警報は、氾濫危険水位に到達することが見込まれる場合や、避難判断水位に到達し、さらに水位の上昇が見込まれる場合に発表します。
レベル3大雨警報 レベル3大雨警報は、表面雨量指数、流域雨量指数またはその両方を組み合わせた基準のいずれかががレベル3大雨警報の基準値に到達することが予想される場合に発表します。
レベル3土砂災害警報 レベル3土砂災害警報は、60分雨量及び土壌雨量指数の組み合わせがレベル4土砂災害危険警報の基準値に到達することが予想される場合(おおむね3~6時間先に基準値に到達することが予想される場合)に発表します。
レベル3高潮警報 レベル3高潮警報は、水位又は潮位がレベル4高潮危険警報の基準値に到達することが予想される場合に発表(基準値に到達することが予想される場合に、おおむね12時間前までに発表)します。
大雪警報 大雪警報は、降雪や積雪による住家等の被害や交通障害など、大雪により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
暴風警報 暴風警報は、暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
暴風雪警報 暴風雪警報は、雪を伴う暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。暴風による重大な災害のおそれに加え、暴風で雪が舞って視界が遮られることによる重大な災害のおそれについても警戒を呼びかけます。ただし「大雪+暴風」の意味ではなく、大雪により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときには大雪警報を発表します。
波浪警報 波浪警報は、高波による遭難や沿岸施設の被害など、重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。

気象等の注意報の種類と内容

 注意報とは、災害が起こるおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報です。気象庁では以下の17種類の気象等の注意報を発表しています。

レベル2氾濫注意報 レベル2氾濫注意報は、氾濫注意水位に到達し、さらに水位の上昇が見込まれる場合や、避難判断水位に到達したが、水位の上昇が見込まれない場合に発表します。
レベル2大雨注意報 レベル2大雨注意報は、表面雨量指数、流域雨量指数またはその両方を組み合わせた基準のいずれかががレベル2大雨注意報の基準値に到達することが予想される場合に発表します。
レベル2土砂災害注意報 レベル2土砂災害注意報は、60分雨量及び土壌雨量指数の組み合わせがレベル2土砂災害注意報の基準値に到達することが予想される場合に発表します。
レベル2高潮注意報 レベル2高潮注意報は、水位又は潮位がレベル4高潮危険警報の基準値に到達することが予想される場合に発表(基準値に到達することが予想される場合に、おおむね18時間前までに発表)します。
大雪注意報 大雪注意報は、降雪や積雪による住家等の被害や交通障害など、大雪により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
強風注意報 強風注意報は、強風により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
風雪注意報 風雪注意報は、雪を伴う強風により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。強風による災害のおそれに加え、強風で雪が舞って視界が遮られることによる災害のおそれについても注意を呼びかけます。ただし「大雪+強風」の意味ではなく、大雪により災害が発生するおそれがあると予想したときには大雪注意報を発表します。
波浪注意報 波浪注意報は、高波による遭難や沿岸施設の被害など、災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
雷注意報 雷注意報は、落雷のほか、急な強い雨、竜巻等の突風、降ひょうといった積乱雲の発達に伴い発生する激しい気象現象による人や建物への被害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
濃霧注意報 濃霧注意報は、濃い霧により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。対象となる災害として、濃い霧により見通しが悪くなることによる交通障害等の災害があげられます。
乾燥注意報 乾燥注意報は、空気の乾燥により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、大気の乾燥により火災・延焼等が発生する危険が大きい気象条件を予想した場合に発表します。
なだれ注意報 なだれ注意報はなだれによる災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。山などの斜面に積もった雪が崩落することによる人や建物の被害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
着氷注意報 着氷注意報は、著しい着氷により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、水蒸気や水しぶきの付着・凍結による通信線・送電線の断線、船体着氷による転覆・沈没等の被害が発生するおそれのあるときに発表します。
着雪注意報 着雪注意報は、著しい着雪により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、雪が付着することによる電線等の断線や送電鉄塔等の倒壊等の被害が発生する(気温0℃付近で発生しやすい)おそれのあるときに発表します。
融雪注意報 融雪注意報は、融雪により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、積雪が融解することによる土砂災害や浸水害が発生するおそれがあるときに発表します。
霜注意報 霜注意報は、霜により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、春・秋に気温が下がって霜が発生することによる農作物や果実の被害が発生するおそれのあるときに発表します。
低温注意報 低温注意報は、低温により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。具体的には、低温による農作物の被害(冷夏の場合も含む)や水道管の凍結や破裂による著しい被害の発生するおそれがあるときに発表します。