地域気象観測システム(アメダス)

アメダスの概要

アメダス(AMeDAS)とは「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、「地域気象観測システム」といいます。 雨、風、雪などの気象状況を時間的、地域的に細かく監視するために、降水量、風向・風速、気温、湿度の観測を自動的におこない、気象災害の防止・軽減に重要な役割を果たしています。


アメダス観測所の写真
アメダス観測所の例 四要素(降水量、風向・風速、
気温、湿度)と積雪深を観測

アメダスは1974年11月1日に運用を開始して、現在、降水量を観測する観測所は全国に約1,300か所(約17km間隔)あります。 このうち、約840か所(約21km間隔)では降水量に加えて、風向・風速、気温、湿度を観測しているほか、雪の多い地方の約330か所では積雪の深さも観測しています。

観測所一覧


最新ファイル(適用日:2023年3月23日)


過去ファイル(適用日:2023年3月2日)


※2023年3月2日適用日分から「気象情報等に表記する名称」の欄を追加しました。

観測所地点情報履歴



ホームページでのデータ表示方法   最新データ表示
種類 内容 単位
気温 空気の温度 0.1℃(摂氏)単位で表します。
降水量 降った雨や雪の量 0.5mm単位で表します。
雪やあられなどは、溶かして水にしてから観測します。
風向 風の吹いてくる方向 北、北北東、北東、東北東、東、東南東、南東、南南東、南、南南西、南西、西南西、西、西北西、北西、北北西の16方向で表します。観測前10分間の平均値です。
北東の風とは、北東から吹いてくる風を言います。
風速 風の速さ 0.1m/s単位で表します(アメダス地図形式は1m/s単位)。
観測前10分間の平均値です。
日照時間※ 太陽が照らした時間 0.1時間(6分)単位で表します。
例えば、11時から12時の1時間にすべて太陽が照っていたら1時間と表します。
積雪の深さ 積っている雪の地面からの高さ 1cm単位で表します。
また、x時間前の積雪の深さとの差を「前x時間降雪量」と表します。
湿度 空気の相対湿度 1%単位で表します。

ホームページでのデータ表示例
種類 地図形式表形式
気温 ホームページでのデータ表示例 地図形式 気温 ホームページでのデータ表示例 表形式
降水量 ホームページでのデータ表示例 地図形式 降水量
風向・風速 ホームページでのデータ表示例 地図形式 風向・風速
日照時間※ ホームページでのデータ表示例 地図形式 日照時間
積雪の深さ ホームページでのデータ表示例 地図形式 積雪の深さ
湿度 ホームページでのデータ表示例 地図形式 湿度

※気象官署・特別地域気象観測所を除く地域気象観測所では、令和3年3月2日から、気象衛星等のデータを基に日照時間の
面的データを推計した「推計気象分布(日照時間)」から得る推計値を提供します。



地域気象観測システム(アメダス)観測網

地域気象システム(アメダス)観測網 アメダス4要素観測所の模式図

地域気象観測システム(アメダス)観測網(令和5年1月1日現在)


アメダス観測所の移設関連情報

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