令和5年度 線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけと実際の状況等(速報)
令和5年度に線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけを実施した事例等における実際の状況等について速報的にまとめた資料を掲載します。
- 令和5年の実績(令和6年12月16日最終更新)
事例数の数え方について
線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけは地方予報区単位で実施していることから、実績評価における事例数は地方予報区単位を基本に数えています。同じ地方予報区で、短時間に複数の「顕著な大雨に関する気象情報」を発表した場合は、別々に半日程度前から呼びかけることはないため、まとめて1つの事例と数えています。
【事例】
- 令和5年9月21日に奈良県、和歌山県(近畿地方)で線状降水帯が発生した事例(令和5年9月29日掲載)
- 令和5年9月14日、15日に長崎県(九州北部地方)で線状降水帯が発生した事例(令和5年9月29日掲載)
- 令和5年9月8日に関東甲信地方、東北地方で線状降水帯が発生した事例(令和5年9月20日掲載)
- 令和5年9月6日から7日に四国地方、北陸地方、東海地方及び関東甲信地方に線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけを行った事例(令和5年9月20日掲載)
- 令和5年8月15日に鳥取県、岡山県(中国地方)で線状降水帯が発生した事例(令和5年9月1日掲載)
- 令和5年8月12日に岩手県(東北地方)で線状降水帯が発生した事例(令和5年9月1日掲載)
- 令和5年8月6日~10日に沖縄地方、九州南部・奄美地方、九州北部地方及び四国地方で線状降水帯が発生した事例(令和5年9月1日掲載)
- 令和5年7月12日に石川県、富山県(北陸地方)で線状降水帯が発生した事例(令和5年7月27日掲載)
- 令和5年7月10日に福岡県、佐賀県、大分県(九州北部地方)で線状降水帯が発生した事例(令和5年7月14日掲載)
- 令和5年7月8日に島根県(中国地方)で線状降水帯が発生した事例(令和5年7月14日掲載)
- 令和5年7月1日~3日に九州北部地方、九州南部・奄美地方で線状降水帯が発生した事例(令和5年7月13日掲載、同年7月27日更新)
- 令和5年6月19日、20日に鹿児島県(九州南部・奄美地方)で線状降水帯が発生した事例(令和5年6月29日掲載、同年7月27日更新)
- 令和5年6月2日に四国地方、近畿地方及び東海地方で線状降水帯が発生した事例(令和5年6月27日掲載、同年7月27日更新)
※ここで「線状降水帯が発生した」とは、ある時刻(現在時刻)、10分先、20分先、30分先の解析のいずれかにおいて、以下の4つの条件すべてを満たした場合をいいます。
- 前3時間積算降水量(5kmメッシュ)が100mm以上の分布域の面積が500km2以上
- 1.の形状が線状(長軸・短軸比2.5以上)
- 1.の領域内の前3時間積算降水量最大値が150mm以上
- 1.の領域内の土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において土砂災害警戒情報の基準を超過(かつ大雨特別警報の土壌雨量指数基準値への到達割合8割以上)又は洪水キキクル(洪水警報の危険度分布)において警報基準を大きく超過した基準を超過