雷検知数の季節的特徴
下図は、雷監視システム(LIDEN)による2021年~2025年の5年間の雷検知データから、日ごとに全国の放電数を集計し、月別の日平均値を示したものです。 対地放電(青色)、雲放電(桃色)ともに放電数は夏に活発になり、冬と比較すると約20倍にもなりました。
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夏(6~8月)の雷と冬(12~2月)の雷の発生地域の特徴を見てみましょう。雷は夏・冬を問わず発生しますが、夏(6~8月)は、関東や中部、近畿地方を中心とした広い範囲で多数の検知結果がみられ、年間の総検知数の大部分を占めます。一方、冬(12~2月)は、日本海沿岸で相対的に検知数が多くなっています。
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また、冬の雷と夏の雷について時刻ごとの対地放電(落雷)検知数を比較すると、夏は午後から夕方にかけて明瞭なピークを持つのに対して、冬は昼夜を問わず雷が発生し時刻による特徴がはっきりしません。これは、夏の雷と冬の雷では、発生する仕組みが異なるためです。 夏は、日中の強い日射によって暖められた地面付近の空気が上昇し、背の高い積乱雲となって雷を発生させます。夏の雷は、広範囲に発生し長時間継続する特徴があります。 一方、冬に発生する雷の多くは、大陸から吹き出してきた寒気が日本海で暖められて発生する積乱雲によるものです。日本海沿岸の冬の雷は、夏の雷に比べて放電の数が少ないものの、一回あたりの雷の電気量が多く、落雷すると被害が大きくなりやすい特徴があるといわれています。
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