「竜巻」による災害

日本では、平均して年に25個程度、竜巻の発生が確認されています(海上竜巻を除く)。

一つの市町村でみれば90年に一度程度の極めて稀な現象ですが、一度発生すると家屋の倒壊や車両の転倒、飛来物の衝突などにより、短時間で大きな被害をもたらすことがあります。

また、積乱雲からはダウンバーストやガストフロントといった突風もしばしば発生し、竜巻と同様に短時間で大きな被害をもたらすことがあります。

竜巻などの激しい突風について

竜巻のろうと雲(つくば市)

竜巻の”ろうと雲”(平成24年5月6日:つくば市)(写真提供:吉澤健司氏)

竜巻による被害(つくば市)

竜巻による被害(平成24年5月6日:つくば市)

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「竜巻」による災害例

発生日 災害の概要 発生場所
平成25年9月2日 負傷者76名、全壊32棟、半壊215棟 埼玉県さいたま市、越谷市、松伏町、千葉県野田市、茨城県坂東市
平成24年5月6日 死者1名、負傷者37名、全壊76棟、半壊158棟 茨城県常総市、つくば市
平成23年11月18日 死者3名、全壊1棟 鹿児島県徳之島町
平成18年11月7日 死者9名、負傷者31名、全壊7棟、半壊7棟 北海道佐呂間町
平成18年9月17日 死者3名、負傷者143名、全壊79棟、半壊348棟 宮崎県延岡市
平成11年9月24日 負傷者415名、全壊40棟、半壊309棟 愛知県豊橋市