南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会とは

 気象庁では、南海トラフ全域を対象として地震発生の可能性を評価した結果を「南海トラフ地震に関連する情報」として発表するにあたり、有識者から助言をいただくために「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」を開催しています。
 評価検討会には、観測データに異常が現れた場合に南海トラフ地震との関連性を緊急に評価するための臨時の会合と、平常時から観測データの状況を把握するために原則毎月1回開催している定例の会合があります。
 評価検討会の委員は、現在、6名の有識者で構成されています。また、南海トラフ及びその周辺地域における気象庁以外の機関の観測データについて説明を受けるため、関係機関(国土地理院、海上保安庁、国立研究開発法人防災科学技術研究所、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人産業技術総合研究所)にも評価検討会に参画いただいています。
 なお、評価検討会は、従来の東海地域を対象とした地震防災対策強化地域判定会(判定会)と一体となって検討を行っています。

地震防災対策強化地域判定会(判定会)について

評価検討会の様子

評価検討会の様子

南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会委員名簿(令和6年9月19日現在)

会長 平田 直 ひらた なおし 東京大学名誉教授
委員 小原 一成 おばら かずしげ 東京大学地震研究所教授
委員 横田 崇 よこた たかし 愛知工業大学教授
委員 古村 孝志 ふるむら たかし 東京大学地震研究所教授
委員 加藤 尚之 かとう なおゆき 東京大学地震研究所教授
委員 西村 卓也 にしむら たくや 京都大学防災研究所教授

委員は、この記載順に会長の職務を代理する。

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