東南海ケーブル式常時海底地震観測システムの津波観測情報への観測データ活用再開について

報道発表日

令和6年2月22日

概要

地震計と津波計を備えた東南海ケーブル式常時海底地震観測システムにおいて、令和4年12月16日から障害が発生しておりました。今般、損傷していた海底ケーブルの修理を行い、津波計の観測データの正常性を確認できたため、令和6年2月22日12時から津波観測情報への活用を再開しました。

本文

 地震計と津波計を備えた東南海ケーブル式常時海底地震観測システムにおいて、令和4年12月16日01時53分頃から障害が発生し、当該観測システムの観測データを緊急地震速報及び津波観測情報の発表に活用できない状態となっておりました(※)。

 その後の調査により、御前崎沖約4km付近における、電力供給及びデータ伝送を担う海底ケーブルの損傷が確認されたことから、当該ケーブルの修理を行いました(別紙参照)。

 その結果、津波計の観測データの正常性を確認できたため、令和6年2月22日12時から津波観測情報への活用を再開しました。

 なお、地震計の観測データについても正常性の確認作業を進めているところであり、緊急地震速報への活用再開については改めてお知らせします。

「東南海ケーブル式常時海底地震観測システムの障害に伴う緊急地震速報等への影響について」(令和4年12月16日付報道発表)及び「東南海ケーブル式常時海底地震観測システムの障害について(第2報)」(令和4年12月27日付報道発表)においてお知らせしています。

問合せ先

(東南海ケーブル式常時海底地震観測システムについて)

 地震火山部地震火山技術・調査課 担当 晴山、平野

 電話03-6758-3900(内線5246・5282)

(津波観測情報について)

 地震火山部地震津波監視課 担当 牛田、清本

 電話03-6758-3900(内線5141、5132)

(緊急地震速報について)

 地震火山部地震火山技術・調査課 担当 桑山、林元

 電話03-6758-3900(内線5242、5252)

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