令和6年1月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
令和6年2月8日
概要
令和6年1月の地震活動及び火山活動について解説します。
本文
- 地震活動
1月1日16時10分の石川県能登地方の地震(M7.6)により最大震度7を観測し、死者241人などの被害がありました(令和6年2月7日14時00分現在、被害は総務省消防庁による)。このほか震度5弱以上を観測した地震は17回発生しました。
気象庁では、2024年1月1日に石川県能登地方で発生したM7.6の地震及び2020年12月以降の一連の地震活動について、その名称を「令和6年能登半島地震」と定めました。
全国で震度3以上を観測した地震の回数は229回で、このうち、震度4以上を観測した地震は65回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は282回でした。 - 火山活動
警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和6年2月8日14時現在)。
諏訪之瀬島では、1月14日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。また19日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。
阿蘇山では、1月23日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
問合せ先
地震:地震火山部 管理課 担当 下山 電話 03-6758-3900(内線 5104)
火山:地震火山部 火山監視課 担当 碓井 電話 03-6758-3900(内線 5184)
資料全文
- 令和6年1月の地震活動及び火山活動について[PDF形式: 660KB]
- 別紙1(日本の主な地震活動)[PDF形式: 785KB]
- 別紙2(世界の主な地震活動) [PDF形式: 527KB]
- 別紙3(日本の主な火山活動)[PDF形式: 356KB]
- 別紙4(世界の主な火山活動)[PDF形式: 350KB]
※関東・中部地方の主な地震活動(p.15)の表1-3のタイトルの期間に誤記があり、修正しました。(令和6年2月13日)
※関東・中部地方の主な地震活動(p.12)の脚注の(注2)で、「巨大津波地震計」を「巨大津波観測計」に修正しました。(令和6年2月20日)
参考資料
- 令和6年1月に震度1以上を観測した地震[PDF形式: 2.50MB]
- 令和6年1月に長周期地震動階級1以上を観測した地震[PDF形式: 1.07MB]
- 緊急地震速報の提供状況[PDF形式: 1.90MB]
国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、国土地理院ホームページの記者発表資料を参照ください。