世界気象デーについて

WMOは、昭和25年(1950年)3月23日に世界気象機関条約が発効したことを記念し、 毎年3月23日を「世界気象デー」として、気象業務への国際的な理解促進を目的にキャンペーンを行っています。 詳細は、WMOのウェブサイトをご覧ください。

世界気象デーのテーマ ~ 気候変動対策の最前線(2024年)~

  • 世界気象機関(WMO)は、1950年(昭和25年)3月23日に世界気象機関条約が発効したことを記念して3月23日を「世界気象デー」としており、毎年、気象業務への国際的な理解促進のためのキャンペーンを行っています。今年のテーマは「気候変動対策の最前線」で、WMOでは、3月21日(木)にスイス・ジュネーブの本部で記念セレモニーを開催する予定です。(詳細はWMO特設ページ参照)
  • 2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」では、17の目標のひとつとして「13 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」を設定しています。全世界に影響を及ぼす気候変動への対策は、他の全ての目標の基礎となる活動です。世界各国の国家気象機関は、警報・注意報をはじめとした気象・気候情報を提供することで防災や飢餓・貧困の削減、健康の増進に貢献し、各国での気候変動対策の最前線を担うことが期待されています。
  • 日本でも、大雨の頻度や強度が増加しているなど、気候変動の社会的影響が現れてきています。気象庁は、様々な防災気象情報の発表、気候変動の監視・予測に関する情報発信などを通じて社会の気候変動対策に貢献しており、今後も引き続き取り組んでいきます。
  • なお、WMOには、日本は1953年(昭和28年)に加盟しました。現在、気象庁は、気象衛星ひまわりの運用や、観測、通信、熱帯低気圧、気候等の様々な分野に関するWMOの地区センターの運用を通じて、各国の気象業務を支援するための情報提供、技術協力等を行っています。アジア地区の主要な国家気象機関のひとつとして、引き続き国際貢献を行っていきます。
  • ソーシャルメディアで世界気象デーを話題にする場合、ハッシュタグ「#WorldMetDay」をご利用ください。

WMOでは、世界気象デーのテーマを毎年設定しています。近年のテーマについては以下をご覧ください。(画像はWMOウェブサイトより転載)

(過去のテーマ)