分類
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用語
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区分
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説明
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気象衛星
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気象要素を観測する機能を持った人工衛星。
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備考
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静止気象衛星と極軌道気象衛星などがある。
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静止気象衛星
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赤道上空約35,800kmに打ち上げられ、地球の自転と同じ角速度で移動し、地球上からは静止した状態に見える気象衛星。
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ひまわり
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日本が打ち上げた静止気象衛星の呼称。
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△
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極軌道気象衛星
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地球の両極の上空を通る軌道を持つ気象衛星。米国、欧州等が運用している。
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雲画像
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雲の情報を映像化または写真化したもの。
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可視画像
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太陽光の可視光線域の反射強度に応じて濃淡を付した画像。
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△
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赤外画像
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地球表面や雲から射出された赤外放射の強さに応じて濃淡を付した画像。温かい表面は黒く、冷たい表面は白く表現される。「ひまわり8・9号」では観測中心波長10.4μmの画像をよく用いる。
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△
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水蒸気画像
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大気中の水蒸気による吸収の大きい赤外波長帯を観測し、赤外線の強さに応じて濃淡を付した画像。対流圏中上層で水蒸気の多い領域は白く、少ない領域は黒く表現される。「ひまわり8・9号」では観測中心波長6.2μmの画像をよく用いる。
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雲頂の温度
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備考
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厳密には雲頂の等価黒体温度。
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雲域
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まとまりを持った雲の領域。
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雲の帯(雲バンド)
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帯状になっている雲。
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備考
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台風に伴う外側の雲の帯や前線に伴う雲の帯に使う。
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△
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カルマンの渦列
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孤立した山などの風下に現れる特別な並び方をした2本の渦の列。チェジュ島の風下にできるのは有名。
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対流雲
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不安定な大気中に発生する粒状又は団塊状の雲。
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×
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層状雲
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比較的安定な大気中に発生する広範囲に水平に広がった雲。
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筋状雲
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下層の風向に沿って複数の対流雲の列が並んだもので、強い寒気吹き出しのときの日本海の雲列は代表例。筋状の雲と同意。
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用例
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「寒気の吹き出しに伴う筋状の雲」。
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×
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テーパリングクラウド
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→
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にんじん状の雲。
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△
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にんじん状の雲
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中・上層風上側に向かって、次第に細く毛筆状あるいは、にんじん状になっている雲域をにんじん状の雲と呼ぶ。 これは、風上側から風下側に広がった積乱雲の雲列と上層風に流されるかなとこ巻雲で構成されている。にんじん状の雲は、特に穂先部分では豪雨、突風、雷、降ひょうなどの顕著現象を伴うことが多い。
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離岸距離
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寒気の吹き出しに伴って海面上の積雲列が発生し始める地点を岸から測った距離。寒気移流が強いほど離岸距離は短い。
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△
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トランスバースライン
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巻雲のうち、流れの方向に直交する規模の小さい雲列が多数並んでいるもの。ジェット気流の近傍によく現れる。
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△
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下層渦
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主に下層雲から構成される雲の渦。
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△
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上層渦
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主に上層雲から構成される雲の渦。または、水蒸気画像から認識される渦。
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△
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TBB(Tbb)
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等価黒体温度(Equivalent BlackBody Temperature)のこと。観測された赤外線量から求めた放射物体の黒体温度。対流雲では対流活動の強さの指標となる。
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△
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OLR
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外向き長波放射量(Outgoing Longwave Radiation)のこと。地表面や雲からの赤外線のエネルギー量。対流活動の強さの指標。
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△
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雲頂高度
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雲の最も高い部分の高度。
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備考
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その場所における気温の鉛直構造が分かれば、雲頂の温度を雲頂高度に変換することができる。気温の鉛直構造の推定には客観解析値や数値予報値を用いることが多い。
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△
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暗域(明域)
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水蒸気画像の輝度温度高温域で黒く見える部分。一般に対流圏中上層が乾燥していることを示す。逆に白く見える部分を「明域」と呼ぶ。
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分類
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用語
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区分
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説明
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レーダー
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気象レーダーのこと。パルス状の電波を大気中に発射し、雨粒や雪からの反射波を受信することにより降水の水平分布や高度などを遠隔測定する装置。
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△
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ドップラーレーダー
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ドップラー気象レーダーのこと。エコー強度の他に電波のドップラー効果を利用して降水粒子などの移動速度を測定し、これから風を求める気象レーダー。
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レーダーエコー
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気象レーダーで受信した反射波のこと。降水現象による反射波を降水エコーという。
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△
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全国合成レーダーデータ
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気象庁が保有する全国20台の気象レーダーで観測したデータ。エコー強度(1kmメッシュ)とエコー頂高度(2.5kmメッシュ)の2種類がある。
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△
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エコー頂高度
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レーダーエコーの上限の高さ。
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△
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上空エコー
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降水が地面まで到達していないエコー。
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解析雨量
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レーダーと雨量計による観測の長所を生かして、1km四方の細かさで解析した降水量分布。国土交通省及び気象庁のレーダーと雨量計並びに都道府県の雨量計を利用している。
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備考
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解説等では「レーダーで解析した雨量では〇〇市付近で約〇〇ミリ」のように表現することもある。また、解説資料等で「解析雨量」という表記を用いた場合は、解析雨量の意味を説明する注釈を付けるように努める。
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解析降雪量
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解析積雪深を元に、一定の期間内に積もった雪の量を面的に推定したもの。
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備考
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解析積雪深が減少した場合は0。
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解析積雪深
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積雪の深さの実況を、解析雨量や数値予報資料によって1時間ごとに約5km格子単位で面的に推定したもの。
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