令和4年度 線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけと実際の状況等(速報)

 令和4年度に線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけを実施した事例等における実際の状況等について速報的にまとめた資料を掲載します。

事例数の数え方について
 線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけは地方予報区単位で実施していることから、実績評価における事例数は地方予報区単位を基本に数えています。同じ地方予報区で、短時間に複数の「顕著な大雨に関する気象情報」を発表した場合は、別々に半日程度前から呼びかけることはないため、まとめて1つの事例と数えています。

【事例】

※ここで「線状降水帯が発生した」とは、以下の4つの条件すべてを満たした場合をいいます。

  1.  前3時間積算降水量(5kmメッシュ)が100mm以上の分布域の面積が500km2以上
  2.  1.の形状が線状(長軸・短軸比2.5以上)
  3.  1.の領域内の前3時間積算降水量最大値が150mm以上
  4.  1.の領域内の土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において土砂災害警戒情報の基準を超過(かつ大雨特別警報の土壌雨量指数基準値への到達割合8割以上)又は洪水キキクル(洪水警報の危険度分布)において警報基準を大きく超過した基準を超過