令和7年9月5日に静岡県で発生した突風に関する調査報告書について

報道発表日

令和8年8月28日

概要

 令和7年9月5日に静岡県牧之原市から榛原郡吉田町を中心に複数の市町で発生した突風について、突風の強さや被害範囲等を精査し、その結果を報告書として取りまとめましたので公表します。

本文

 気象庁では、突風によるとみられる災害が発生した場合には、その現象を解明するため、気象庁機動調査班(JMA-MOT)による現地調査を実施しています。この調査結果をもとに、突風をもたらした現象を特定するとともに、その強さ(風速)を推定し、気象庁ホームページなどで公表しています。
 昨年9月5日に静岡県で発生した突風について、その後、入手した情報等を精査し、今般、調査報告書として取りまとめました。

  • 静岡県内の7か所で発生した突風の強さ等を精査したところ、牧之原市から榛原郡吉田町にかけて発生した竜巻の強さ(風速)は、即時的に公表した評定結果のとおり風速約75m/sと推定され(日本版改良藤田スケールでJEF3に該当)、1961年以降に国内で発生した竜巻の強さとしては最大級であった。
  • 「牧之原市から榛原郡吉田町」及び「焼津市」では、複数の曲線的な帯状の被害域が重なり合うなど複雑な形状が広範囲に広がっていたことから、多重渦竜巻を含む複数の竜巻が発生したことが示唆される。
  • 気象研究所において気象レーダーの観測データを解析したところ、竜巻より大きな直径0.6~2km程度の渦を確認した。

問合せ先

(突風の強さの評定等について)
  大気海洋部 気象リスク対策課 川﨑・天澤
  電話03-6758-3900(内線4256・4257)
(気象レーダーによる解析等について)
  気象研究所 企画室(広報担当) 井上
  電話029-853-8536(直通)

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