令和7年9月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
令和7年10月8日
概要
令和7年9月の地震活動及び火山活動について解説します。
本文
- 地震活動
9月17日21時55分のトカラ列島近海の地震(M4.7)により鹿児島県十島村(諏訪之瀬島)で最大震度5弱を観測しました。
全国で震度3以上を観測した地震の回数は28回で、このうち、震度4以上を観測した地震は7回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は83回でした。 - 火山活動
警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和7年10月8日14時現在)。
口永良部島では、9月5日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。また火山現象に関する海上警報を解除しました。19日に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
雌阿寒岳では、15日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
問合せ先
地震:地震火山部 管理課 担当 清本 電話 03-6758-3900(内線 5104)
火山:地震火山部 火山監視課 担当 碓井 電話 03-6758-3900(内線 5184)
資料全文
- 令和7年9月の地震活動及び火山活動について[PDF形式: 619KB]
- 別紙1(日本の主な地震活動)[PDF形式: 933KB]
- 別紙2(世界の主な地震活動) [PDF形式: 3.34MB]
- 別紙3(日本の主な火山活動)[PDF形式: 392KB]
- 別紙4(世界の主な火山活動)[PDF形式: 874KB]
参考資料
国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、国土地理院ホームページの記者発表資料を参照ください。