「気象データアナリスト育成講座」の認定制度について

気象データアナリストとは、企業におけるビジネス創出や課題解決ができるよう、気象データの知識とデータ分析の知識を兼ね備え、気象データとビジネスデータを分析できる人材です。 「気象データアナリスト育成講座」の認定制度により、気象の影響を大きくうける企業の従業員が「気象データアナリスト」としてのスキルを身に着け即戦力として活躍し、業務に大きく貢献することが期待されます。

目的と概要

産業界ではいま、急速にDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでおり、このDXの進展に伴って、あらゆるビジネスの6割以上に影響を与える気象のデータについても、活用可能性が高まっています。一方で気象データは、データ自体の種類の多さや、観測や予測といった概念、予測誤差があるため確定論的に扱うことができないなど、他のデータと異なる特徴があります。実際に、気象データを扱っている方々からも、気象データを適切に扱うためには、気象データ特有の専門的な知識について学ぶ必要があることについて指摘されてきました。

気象庁では、気象データの分析のために修得すべき知識・技術(スキルセット)や育成講座の標準的なカリキュラムとして「カリキュラムガイドライン」を作成しました。 また、一定以上の品質が担保された民間講習の実施を後押しするため、このカリキュラムガイドラインに適合し、かつ経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」(Reスキル)で認定された講座を「気象データアナリスト育成講座」として認定し公表することとしました。

制度の概要

「気象データアナリスト育成講座」について

対象となる受講者

ビジネスにおいて気象データの活用に興味・関心がある方

受講することでできるようになること

  • 自社のビジネスモデルの理解に加え、リスク、利益、社会的責任の観点から解決すべき課題を発見できる
  • 様々な機関が公開している各種気象データの特徴を理解した上で、自社のデータをどのように組み合わせると課題解決に結びつくかについて、仮説を立てられる
  • データサイエンスのスキルを使って仮説を検証し、課題解決ができる

気象データアナリスト育成講座の内容

認定された「気象データアナリスト育成講座」は、カリキュラムガイドラインに準じた内容となっており、「気象」、「データサイエンス」、「ビジネス」について以下の内容を学習することができます。

カテゴリ内容(知識および技能)内容(思考力・表現力)
気象
  • 気象現象や気候変動に関する理解
  • 気象要素や気象観測・気象予報に関する理解
  • 気象データの不確実性
  • 気象データの種類と選択
  • 気象データのハンドリング
  • 気象業務法
データサイエンス
  • 統計学
  • 機械学習
  • データハンドリング
  • データの可視化
ビジネス
  • ビジネス課題の発見
  • 分析提案書の作成
  • 分析結果のレポーティングと評価

気象データアナリスト育成講座を受講するには

気象庁が認定した「気象データアナリスト育成講座」を以下のページに掲載します(4月予定)。受講にあたっては公開後、以下のページをご確認ください。

「気象データアナリスト育成講座」の認定を受けるには

以下の条件を満たす講習は、気象データアナリスト育成講座の認定を受けることができます。

以下の申請方法を確認し、認定申請書に必要事項を記載し、添付資料とともに下記申請・相談窓口にご提出ください(提出方法は別途指示する方法による)。気象庁では申請書に基づき審査を行い10日(土日・休日を除く)以内に結果をお知らせします。

事前相談について

Reスキルの適用を受ける前に、気象データアナリスト育成講座の認定可能性について確認したい方は、申請書に現在の検討状況等を記載し申請・相談窓口までご相談ください。

厚生労働省「教育訓練給付制度」

Reスキルは厚生労働省「教育訓練給付制度」との連携を行っていますのでこちらの活用もご検討ください。

資料

目次
  1. 気象データアナリスト育成講座の目標
  2. 対象となる受講者
  3. 必要なスキル及びスキルごとのカリキュラム内容
  4. 修了認定要件
  5. 気象データアナリストに必要なスキルセットまとめ
  6. 標準的なカリキュラムの目安

参考

申請・相談窓口

気象庁情報基盤部情報利用推進課
〒105-8431 港区虎ノ門3-6-9(12階)
03-6758-3900(内線 3182)
jma_suishin[アット]met.kishou.go.jp ([アット]はアットマークに変換ください)

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