台風情報の表示方法等の見直し案について

現在の台風予報の表示方法

現在の台風予報の表示方法は、誰でも一目見て警戒すべき事項が誤解なく分かるように、次のような基本的な考え方に基づいています。

  • 暴風に対して警戒が必要な範囲を示すこと
  • 台風進路予報の誤差の範囲を示すこと
  • 予報対象時刻を明示すること
  • これらのことを誤解なく、わかりやすく表示すること

現在の台風予報図
現在の台風予報の表示

気象庁では、この表示方法に基づいて、気象庁ホームページ等で台風予報を発表しています。また、報道機関等でもこの表示方法が使われています。
  • 台風の実況では位置とともに強風域、暴風域を示しています。強風域とは平均風速で15m/s以上の風が、暴風域とは平均風速で25m/s以上の暴風が吹いていると考えられる範囲です。
  • 台風の予想位置は、誤差を考慮して予報円で表現しています。この円は、台風の中心が70%の確率でその中に進むと予想される範囲です。
  • 予報円の接線も表示しています。
  • 台風が予報円内に入った場合に暴風域に入る可能性のある領域を、暴風警戒域として円で表現しています。
  • 台風が予報円の中心点や中心点を結ぶ線の上を通るという誤解が生じないように、これらの点や線は表示していません。

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