解析積雪深・解析降雪量、降雪短時間予報

解析積雪深・解析降雪量とは

 解析積雪深・解析降雪量は、積雪の深さと降雪量の実況を1時間ごとに約5km四方の細かさで推定するものです。解析積雪深・解析降雪量を利用すると、積雪計による観測が行われていない地域を含めた積雪・降雪の面的な状況の把握でき、的確な防災対応に役立ちます。気象庁ホームページでは、今後の雪(降雪短時間予報)のページからご利用になれます。

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解析積雪深・解析降雪量の作成手法

 解析積雪深は、解析雨量や局地数値予報モデル(LFM)などの降水量、気温、日射量などを積雪変質モデルに与えて積雪の深さを計算した後、アメダスの積雪計の観測値で補正することにより作成されます。積雪変質モデルでは、新たに積もる雪の量、とける雪の量、時間の経過により積雪が沈み込む深さ等を計算することで積雪の深さを求めます。

 解析降雪量は、解析積雪深が1時間に増加した量を1時間降雪量として作成します。例えば、9時の解析降雪量は解析積雪深が8時から9時までに増加した量となります。なお、解析積雪深が減少した場合は0となります。

降雪短時間予報とは

 降雪短時間予報は、6時間先までの1時間毎の積雪の深さと降雪量を約5㎞四方の細かさで面的に予測したもので、1時間毎に発表します。解析積雪深、解析降雪量と合わせて、積雪深計による観測が行われていない地域を含めた積雪・降雪の解析・予測を面的な情報として把握でき、雪による交通への影響を前もって判断すること等に活用いただけます。気象庁ホームページでは、今後の雪(降雪短時間予報)のページからご利用になれます。

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降雪短時間予報の作成手法

 降雪短時間予報は、解析積雪深を初期値とし、降水短時間予報の降水量や局地数値予報モデル(LFM)の気温、放射量などの予測値を解析積雪深と同じ積雪変質モデルに与えて積雪の深さを計算した後、積雪の深さの増加量を統計的に補正し予測したものです。なお、降雪量は積雪の深さの1時間毎の増加量を表し、減少が予測される場合は0となります。

利用上の留意点

  • 解析積雪深・解析降雪量、降雪短時間予報は約5km四方の平均的な値のため、局地的な降雪の多寡は表現できません。
  • 降雪量は少なめに予想する傾向があります。格子の値そのものを直接利用せず、積雪の深さや降雪量の大まかな分布状況・予報を把握するために利用してください。警報・注意報の発表状況について併せてご確認願います。
  • 解析積雪深・解析降雪量の値は、個別地点における観測値と必ずしも一致しません。
  • 次のような気象条件の場合、解析・予報の精度が低下する可能性があります。
    • 風が強い場合:雪が風で流されるため
    • 地上の気温が1~3℃の時:雨雪の判別が難しいため
    • 上空に温かい空気が入っているとき:上空で雪がとけてしまうため
  • 精度に関する詳細な情報については、配信資料に関する技術情報563号(降雪短時間予報の提供開始)別紙をご覧ください。

今後の雪(降雪短時間予報)での表示

 気象庁ホームページでは、今後の雪(降雪短時間予報)のページで、解析積雪深・解析降雪量、降雪短時間予報をシームレスに確認することができます。リンク先の時間を表すバーが薄い色の時間帯が解析積雪深・解析降雪量、濃い色の時間帯が降雪短時間予報の表示になります。

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