急な大雨や雷・竜巻から身を守るために ~気象情報をこまめに確認する~

気象庁では、積乱雲が発達しやすい気象状態が予測された時点から災害の発生のしやすさの高まりに応じて、段階的に各種情報を発表しています。

屋外で活動する際は、これらの情報をこまめにチェックし、天気の急変などの場合には速やかに安全を確保することが大切です。

天気予報と雷注意報の確認

各地の気象台では、毎日5時、11時、17時に天気予報を発表しています。

また、雷の危険がある場合には雷注意報を随時発表しています。

外出する際は、事前にテレビ、ラジオ、インターネット等で天気予報と雷注意報を確認しましょう。

もし、「雷を伴う」「大気の状態が不安定」「竜巻などの激しい突風」などの言葉が使われていたら、 天気の急変に備える必要があります。

【天気予報の発表例】

天気予報の発表例

【雷注意報の発表例】

雷注意報の発表例

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最新の雷注意報の発表状況へ

ナウキャストの確認

気象庁では、降水、雷、竜巻の状況を1時間先まで予測した分布図(ナウキャスト)を発表しています。

現象ごとに、「降水ナウキャスト」「雷ナウキャスト」「竜巻発生確度ナウキャスト」といいます。これらは5分または10分毎に最新の情報に更新されますので、屋外で行動する場合は、こまめにチェックすることが大切です。

【各ナウキャストの表示例】

降水ナウキャストの表示例

降水ナウキャスト

雷ナウキャストの表示例

雷ナウキャスト

竜巻発生確度ナウキャストの表示例

竜巻発生確度ナウキャスト

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最新の雷ナウキャストへ
最新の竜巻発生確度ナウキャストへ

竜巻注意情報

竜巻注意情報は、竜巻などの激しい突風が起きやすい気象状況であることを呼びかける情報です。

竜巻注意情報が発表された場合には、まずは空の様子に注意を払いましょう。

そして、積乱雲が近づくサインが確認された場合には、頑丈な建物に避難するなどの身の安全を確保する行動をとります。

竜巻注意情報が発表された場合には、気象庁ホームページの竜巻発生確度ナウキャストで、危険度の高まっている領域をこまめに確認してください。竜巻注意情報と竜巻発生確度ナウキャストは組み合わせて利用することが効果的です。

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屋外で行動する場合の確認例

どのタイミングでどんな気象情報を確認したら良いか、翌日の午後に屋外で行動する場合を例に、表にまとめました。

屋外で行動する場合の確認例