キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

地上気象観測

地上気象観測の概要

全国約60か所の気象台・測候所では、気圧、気温、湿度、風向、風速、降水量、積雪の深さ、降雪の深さ、日照時間、日射量、雲、視程、大気現象等の気象観測を行っています。雲、視程、大気現象等は観測者が目視によって観測していますが、その他は地上気象観測装置によって自動的に観測を行っています。また、全国約90か所の特別地域気象観測所では、地上気象観測装置による自動観測のみを行っています。

これらの観測データは、注意報・警報や天気予報の発表等に利用されるほか、気候変動の把握や産業活動の調査・研究等で活用されています。

地上気象観測網

地上気象観測網

地上気象観測網(平成26年4月1日現在)

地上気象観測装置について

地上気象観測装置は、地方気象台などの気象官署及び特別地域気象観測所において、気圧、気温、湿度、風向、風速、降水量、積雪の深さ、日照時間などの地上気象観測を行う装置で、各種の測器及び信号変換部で構成されています。このうち、気圧計を除く測器は観測露場(注1)や庁舎屋上等に設置し、気圧計及び信号変換部は観測室内に設置しています。
地上気象観測装置では、電気式温度計、電気式湿度計、転倒ます型雨量計、感雨器、電気式気圧計、風車型風向風速計、全天電気式日射計、回転式日照計、積雪計(光電式)、視程計といった測器を使用しています。

注1)露場:観測装置を周囲の人工物の影響を受けないよう配慮した場所に設置することにより、安定した環境で観測することができます。この場所を露場(ろじょう)と呼びます。露場には、地面からの熱を避けるための芝生が植えられています。


地上気象観測装置の概要

地上気象観測装置の概要


注2)通風筒:気温や湿度の観測に対する日射の影響を防ぐため、断熱材を入れた二重の円筒に温度計と湿度計を入れて常に風を通しています。この筒のことを通風筒と呼びます。通風筒の下部には、地面で反射した日射が直接当たるのを防ぐための遮へい板も付いています。


地上気象観測装置の写真

地上気象観測装置の例


地上気象観測種目
観測種目 観測方法 観測場所
気圧、気圧変化の型と量、日最低海面気圧・同起時 電気式気圧計 観測室
気温、水蒸気圧、露点温度、相対湿度、日最高気温・同起時、日最低気温・同起時、日最小相対湿度・同起時 電気式温度計
電気式湿度計
携帯用通風乾湿計
露場
風向、風速、日最大瞬間風速・同風向・同起時、日最大風速・同風向・同起時 風車型風向風速計 測風塔又は屋上
降水量、降水強度、日最大1時間又は10分間降水量・同起時、大気現象(降水現象の有無) 転倒ます型雨量計
感雨器
露場
積雪の深さ 積雪計
雪尺
降雪の深さ 積雪計
雪板
全天日射量 全天電気式日射計 測風塔又は屋上
日照時間 回転式日照計
太陽電池式日照計
視程、現在天気、大気現象 視程計
感雨器
電気式温度計
電気式湿度計
露場
(無人の場合)
視程、現在天気、大気現象
雲量・雲形・雲の向き(雲片又は雲塊の進行してくる方向)
観測者による目視
又は聴音
露場
(有人の場合)

このページのトップへ