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火山の状況に関する解説情報: 桜島


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火山名  桜島  火山の状況に関する解説情報 第81号
平成30年10月12日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月9日から10月12日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。ごく小規模な噴火が時々発生する程度で推移していますが、再び活発化するおそれがあります。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 桜島では、噴火活動が続いています。
 南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々発生しています。
 
 10日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり600トン(前回10月4日、3400トン)と減少しました。赤外熱映像装置による観測では、昭和火口近傍及び南岳南東山腹で、これまでと同様に熱異常域が観測されましたが、前回(2018年6月1日)と比べて、特段の変化は認められませんでした。
 
 火山性地震は少ない状況で経過しています。火山性微動は時々発生しています。
 
 10月9日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動 爆発的噴火
 10月 9日       20回    0回    0回
    10日       22回    0回    0回
    11日       16回    7回    0回
    12日15時まで  20回   31回    0回
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びは2018年3月頃から停滞しましたが、長期にわたり供給されたマグマが蓄積した状態です。
 
 桜島では、ごく小規模な噴火が時々発生する程度で推移していますが、再び活発化するおそれがあります。

2.防災上の警戒事項等
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。 

 <火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>