線状降水帯の予測技術が進化します
~1kmの高解像度モデルと新しいアンサンブル予報の運用開始~
報道発表日
令和8年3月13日
概要
天気予報に日々用いている「局地モデル」のメッシュを2kmから1kmにきめ細かくすることで、線状降水帯の予測精度の向上を図ります。また、豪雨の発生を確率的に予測するため、多数の予測計算を行う「局地アンサンブル予報システム」の運用を開始します。 これらの開発にはスーパーコンピュータ「富岳」等を活用しました。
本文
気象庁は、線状降水帯による甚大な被害の軽減のため、住民の皆様の早めの備えや的確な防災対応が可能となるよう、線状降水帯予測精度向上に向けて、「観測の強化」、「予測の強化」、「情報の改善」に精力的に取り組んでいます。
この度「予測の強化」として、以下のとおり、豪雨の予測を目的とする数値予報モデルである局地モデルを2kmメッシュから1kmメッシュに高解像度化するとともに、豪雨の発生を確率的に捉えて予測する局地アンサンブル予報システムの新たな運用を開始します。
- 局地モデルの高解像度化:3月17日
- 局地アンサンブル予報システム:3月18日
これらの数値予報モデルの高度化は、文部科学省・理化学研究所の協力の下スーパーコンピュータ「富岳」の活用(令和3年度~)や線状降水帯予測スーパーコンピュータの導入(令和5年3月)によって開発を加速化するとともに、数値予報モデル開発懇談会や線状降水帯予測精度向上WG等において、有識者からのご助言もいただきながら進めてきました。
高解像度化した局地モデルは、今出水期に予定している線状降水帯の直前予測に活用されます。また、局地アンサンブル予報システムは、線状降水帯の半日前予測や令和11年度に予定している大雨の可能性が高い市町村を半日程度前に把握できる格子形式の分布図に活用していきます。
問合せ先
気象庁情報基盤部数値予報課 森安・荒波
電話:03-6758-3900(内線3351・3335)




