南海トラフ沿いにおける地殻変動監視の強化について

報道発表日

令和8年3月10日

概要

 気象庁では、3月10 日より、国立研究開発法人産業技術総合研究所の新たな2観測点のひずみ計データを活用し、南海トラフ沿いにおける地殻変動監視を強化します。

本文

 南海トラフ沿いでは、通常の地震よりもはるかに遅い速度でゆっくりとプレート境界がずれ動く「ゆっくりすべり」が発生することがあり、大規模地震の発生に関連性があるものと考えられています。

 気象庁ではこれまで、「ゆっくりすべり」の常時監視を気象庁および静岡県が東海地域に設置したひずみ計に加え、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)が東海、紀伊半島、四国地方に設置した12地点のデータを用いて行ってきました。今般、産総研が新たに和歌山県、香川県に設置したひずみ計の観測データを、気象庁においてリアルタイムで活用できるようになったことから、3月10日12時より、これらのデータを南海トラフ沿いにおける「ゆっくりすべり」の常時監視に活用します。

 これにより、南海トラフ沿いにおける「ゆっくりすべり」の検出能力が向上し、その発生を早期に把握できるようになります。 気象庁と産総研では今後も南海トラフ沿いにおける異常な現象の検知・解析技術の高度化に取り組んでまいります。

【南海トラフ地震に関連する情報について】

 気象庁ホームページの「南海トラフ地震に関連する情報」のページで解説しています。
  南海トラフ地震に関連する情報

 また「ゆっくりすべり」については下記のページをご覧ください。
  ゆっくりすべりについて

問合せ先

  • 気象庁 地震火山部 地震火山技術・調査課 大規模地震調査室 武田
    電話:03-6758-3900(内線5244)
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門 地震地下水研究グループ
    電話:029-861-3656 (wellweb-ml@aist.go.jp)

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