磁気嵐が観測されています
報道発表日
令和8年1月21日
概要
大きな磁気嵐が発生し、地磁気観測所では地磁気の大きな乱れが20日04時17分から始まり、変動幅は 427nT(ナノテスラ)に達しました。
本文
気象庁地磁気観測所(茨城県石岡市柿岡)の観測によると、磁気嵐の特徴がよくあらわれる地磁気の水平成分の変化(乱れ)が、20日04時17分に始まり現在も続いています。21日09時現在、変動幅は最大で427nTに達しました(別紙図参照。1924年以降では1941年7月4日に700nT以上の記録が最大)。
今回のように大きな磁気嵐が発生すると、船舶や航空機通信に用いられる短波通信の障害やGNSS(GPS)測位への影響等が発生する場合があります。
国立研究開発法人 情報通信研究機構によると、この地磁気の乱れは、1月19日03時09分に発生した太陽表面での爆発(フレア)に対応するとみられます。
最新の地磁気の観測状況は、気象庁地磁気観測所のホームページでご覧下さい。 (https://www.kakioka-jma.go.jp/index.html)
参考:
○ 磁気嵐とは、太陽表面で発生した大規模なフレア等により発生した高エネルギー粒子(電子、陽子などの荷電粒子)が、地球に到達した際に観測される顕著な地磁気の乱れのことです。
○ 地磁気の単位はnT(ナノテスラ)を用います。日本付近の平均的な地磁気の水平成分の大きさは約3万nTで,平穏時の日変化は50nT程度です。
○ 地磁気観測所で観測された磁気嵐の情報は、地磁気観測所から情報通信研究機構(NICT)に通報し、宇宙天気予報に役立てられています。
問合せ先
地磁気観測所技術課
電話:0299-43-1876




