流氷に関する情報提供の見直しについて

報道発表日

令和7年12月9日

概要

令和7年度の冬のシーズンから、流氷初日・流氷接岸初日の目視観測を終了し、気象庁ホームページ等を通じた面的気象情報の提供を推進してまいります。

本文

 気象庁では、毎年、稚内、網走及び釧路地方気象台において、流氷初日及び流氷接岸初日の季節観測を、職員の目視により実施してきました。

 一方で、近年、目視で観測されない地点や年もあるほか、気象衛星ひまわり等の最新の観測技術や数値予報技術を用いることにより、客観的かつ定量的である面的気象情報を、日本全国で網羅的に提供できるようになってきており、気象庁ホームページ等で提供しています。加えて、本日から、知りたい場所の気象情報を容易に把握できる「デジタルアメダスアプリ」にも海氷分布を掲載し、より手軽に流氷の情報をご覧いただけるようになりました。

 このため、気象庁では、目視によるこれらの観測及び通報を終了することとしましたのでお知らせします。あわせて、これまで気象庁が実施してきた観測の方法や観測の成果について、気象庁ホームページに掲載しましたのでお知らせいたします。

  気象庁は、引き続き、最新の技術に基づく情報の提供に尽力してまいります。

問合せ先

大気海洋部 環境・海洋気象課海洋気象情報室 木村

電話:03-6758-3900(内線4746)

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