ひまわり9号の観測障害について(第4報)
~当面は8号による観測を継続します~

報道発表日

令和7年10月28日

概要

 令和7年10月12日0時30分頃に障害が発生した静止気象衛星「ひまわり9号」について、現在は気象庁において正常な観測データを取得できる状態に回復しています。
 一方、障害の原因調査及び対策の検討に時間を要することから、当面は、「ひまわり8号」の観測による画像等の提供を継続します。

本文

 令和7年10月12日0時30分頃から静止気象衛星「ひまわり9号」の観測に障害が発生したため、「ひまわり8号」への切り替え作業を行い、12日22時00分から「ひまわり8号」の観測による画像等の提供を開始しました。

 障害の発生した「ひまわり9号」については、復旧に必要な作業を行った結果、現在は気象庁において正常な観測データを取得できる状態に回復し、観測データを継続して受信しているところです。

 一方、今回の障害は衛星内部で発生した通信異常によるものであることがこれまでの調査で判明していますが、動作記録を丁寧に確認するなど原因調査や対策の検討を進めており、これらに時間を要する見込みであることから、当面は、「ひまわり8号」の観測による画像等の提供を継続します。

 「ひまわり9号」への切り替え時期については、原因調査及び対策の検討状況を踏まえ、別途お知らせします。

問合せ先

気象庁 情報基盤部 気象衛星課 宮川、佐々木
電話 03-6758-3900(内線 3304、3317)

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