初霜・初氷に関する情報提供の見直しについて

報道発表日

令和7年8月27日

概要

令和7年度の冬のシーズンから、初霜・初氷の目視観測を終了し、気象庁ホームページ等を通じた面的気象情報の提供を推進してまいります。

本文

 気象庁では、毎年、全国の気象台や測候所において、農業や日常生活等に利用いただくため、初めて霜が降りた日(初霜)や初めて氷が張った日(初氷)等の季節観測を、職員の目視により実施してきました。

 一方で、近年、アメダスや気象レーダー、気象衛星ひまわり等の最新の観測技術を用いることにより、客観的かつ定量的である推計気象分布等の面的気象情報を、日本全国で網羅的に提供できるようになってきており、気象庁ホームページ等で提供しています。

 また、農作物に霜害のおそれがある場合には霜注意報、低温による水道管の凍結等のおそれがある場合には低温注意報も提供しており、これらの情報の利用が進んでいるところです。

 このため、気象庁では、目視によるこれらの観測及び通報を終了することとしましたのでお知らせします。 あわせて、これまで気象庁が実施してきた観測の方法や観測の成果について、気象庁ホームページに掲載しましたのでお知らせいたします。

 気象庁は、引き続き、最新の技術に基づく情報の提供に尽力してまいります。

問合せ先

大気海洋部 観測整備計画課 道城
電話:03-6758-3900(内線4262)

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