東南海ケーブル式常時海底地震観測システムの観測データ活用再開について

報道発表日

令和7年7月25日

概要

 障害が発生しておりました東南海ケーブル式常時海底地震観測システムについて、観測データの正常性が確認できたため、7月25日12時から緊急地震速報及び津波監視への活用を再開しました。

本文

 東南海ケーブル式常時海底地震観測システムにおいて障害が発生し、7月13日13時頃から、当該観測システムの海底地震計の観測データを緊急地震速報の発表に活用できない状況となり(※1)、また、同月15日15時からは海底津波計の観測データを津波の監視に利用できない状態となっておりました(※2)

 その後、障害の原因となっていた当該観測システム陸上局機器の復旧作業を行い、観測データの正常性を確認できたため、7月25日12時から緊急地震速報及び津波監視への活用を再開しました。

 これによって、当該観測システムの観測点周辺を震源とする地震が発生した場合に緊急地震速報の発表が平常時より最大で12秒程度遅くなる可能性がある状態や、沖合の津波観測に関する情報で当該観測システムの津波観測データが発表できない状態は解消しましたのでお知らせします。

 ※1「東南海ケーブル式常時海底地震観測システムの障害に伴う緊急地震速報への影響について」(令和7年7月14日付報道発表)

 ※2「東南海ケーブル式常時海底地震観測システムの障害に伴う影響について(第2報)」(令和7年7月16日付報道発表)

問合せ先

 (東南海ケーブル式常時海底地震観測システムについて)

 地震火山部地震火山技術・調査課 担当 吉田、栢野

 電話 03-6758-3900(内線 5246、5287)

 (緊急地震速報について)

 地震火山部地震火山技術・調査課 担当 大河原、森脇

 電話 03-6758-3900(内線 5242、5252)

 (津波観測情報について)

 地震火山部地震津波監視課 担当 岡垣、桑山

 電話 03-6758-3900(内線 5141、5142)

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