令和7年4月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

令和7年5月12日

概要

令和7年4月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
     4月18日の長野県北部の地震(M5.1)により最大震度5弱を観測しました。  全国で震度3以上を観測した地震の回数は18回で、このうち、震度4以上を観測した地震は5回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は91回でした。
  • 火山活動
     警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和7年5月12日14時現在)。
     霧島山(新燃岳)では、4月2日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル3(入山規制)を切り替えました。
     口永良部島では、16日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
     焼岳では、18日に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。

問合せ先

地震:地震火山部 管理課   担当 清本 電話 03-6758-3900(内線 5104)
火山:地震火山部 火山監視課 担当 碓井 電話 03-6758-3900(内線 5184)

資料全文

※「別紙1(日本の主な地震活動)」の「九州地方の主な地震活動」の「4月18日 大分県中部の地震活動」(p.20)のページ上段の震央分布図に「中央構造線断層帯」を追記しました。
「別紙2(世界の主な地震活動)」(p.27)の表中のMwを一部修正しました。
「別紙2(世界の主な地震活動)」の「4月23日 トルコの地震」(p.28)で、ページ下部の脚注(※内の文章)に誤りがありましたので、修正しました。
修正箇所の詳細は正誤表[PDF形式:1.45MB]をご覧ください。(令和7年5月15日)

参考資料

国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、国土地理院ホームページの記者発表資料を参照ください。