デジタルアメダスアプリの全国展開について
報道発表日
令和7年4月25日
概要
知りたい場所の気象状況を容易に把握できる「デジタルアメダスアプリ」を本日4月25日より全国に対象を拡大して運用します。
本文
気象庁では、全国に約17km間隔で配置したアメダスの観測値に加え、気象衛星ひまわりや気象レーダー等の観測成果を組み合わせて、全国の降水量や気温、天気などを1km四方※の格子状に分割して隙間なく解析(推定)した情報(以下、「面的気象情報」という。)を作成しています。
※積雪、降雪の情報のみ5km四方
気象庁では、面的気象情報の活用を促進する取り組みとして、北海道を実証フィールドに、様々な関係者と情報の表示方法等について検討を重ねて開発した「デジタルアメダスアプリ」(以下、「本アプリ」という。)を、令和6年4月より北海道を対象として一般公開していましたが、本日4月25日(金)14時より全国に対象を拡大して運用します。
本アプリは、面的気象情報の格子ごとの数値をもとに、全国の任意の地点における降水量や気温、天気といった気象状況を具体的な数値として表示することができるツールです。
気象庁では、本アプリの対象を全国に拡大することで、様々な地域の気象特性に応じた面的気象情報の活用方法や課題等を調査し、デジタル社会の基盤的な気象データとして様々な社会・経済活動に活用されるよう、更なる活用促進に取り組んでまいります。
問合せ先
気象庁 大気海洋部 観測整備計画課 池田・梶田
電話03-6758-3900(内線4266、4270)