焼岳の噴火警戒レベルを1へ引下げ

報道発表日

令和7年4月18日

概要

 本日(18日)11時00分に焼岳の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。

本文

 焼岳では、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増加したことから、3月4日に噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。その後、火山性地震は減少し、火山活動の低下が認められています。

 このことから、本日(18日)11時00分に、焼岳の噴火警戒レベルを2から1に引き下げました。

 想定火口域から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりましたが、中長期的には火山活動が高まってきていますので、今後の火山活動の推移に注意が必要です。

 山頂付近を含む想定火口域内では、突発的に火山ガス等が噴出する可能性があります。登山する際は、火山活動の異変に注意するとともに、ヘルメットを着用するなどの安全対策をしてください。また、噴気地帯にはとどまらないでください。

問合せ先

気象庁 地震火山部 火山監視課 今野、中村

電話:03-6758-3900(内線:5211、5186)

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