霧島山(新燃岳)の警戒が必要な範囲を概ね3kmに縮小

報道発表日

令和7年4月2日

概要

 本日(2日)11時00分に霧島山(新燃岳)の火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)の警戒が必要な範囲を概ね4kmから概ね3kmに縮小しました。

本文

 霧島山(新燃岳)では、3月30日に噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げました。その後、火山活動の状況に低下が認められることから、本日(2日)11時00分に霧島山(新燃岳)の火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)の警戒が必要な範囲を概ね4kmから概ね3kmに縮小しました。

 引き続き、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。

 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 2011年と同様に爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。

 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

問合せ先

気象庁 地震火山部 火山監視課 碓井、今野

電話:03-6758-3900(内線:5184、5211)

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