「令和6年能登半島地震について」(第22報)~令和6年11月26日22時47分頃の石川県西方沖の地震について~
報道発表日
令和6年11月27日
本文
地震の概要 | |
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検知時刻 (最初に地震を検知した時刻) | 11月26日22時47分 |
発生時刻 (地震が発生した時刻) | 11月26日22時47分 |
マグニチュード | 6.6(暫定値;速報値の6.4から更新) |
発生場所 | 石川県西方沖 深さ 7km(暫定値;速報値 深さ約 10kmから更新) |
発震機構 | 西北西―東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震(速報) |
震度 | 【最大震度5弱】石川県の輪島市(わじまし)・志賀町(しかまち)で震度5弱を観測したほか、東北地方から中国・四国地方にかけて震度4~1を観測 |
地震活動の状況 (27日00時15分現在) | 今回の地震発生後、震度1以上を観測した地震が13回発生(震度3:2回 震度2:4回 震度1:7回) |
長周期地震動の観測状況 | 石川県加賀で長周期地震動階級2を観測 |
(防災上の留意事項)
この地震により若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません。
揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性がありますので、今後の地震活動に注意してください。
(今後の地震活動の見通し)
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。また、この地域では、今年1月1日に発生したM7.6の地震をはじめとして、約4年間地震活動が続いており、当面、継続すると考えられます。M7.6の地震後の活動域及びその周辺では、引き続き強い揺れや津波を伴う地震発生の可能性があります。
※今回の地震は「令和6年能登半島地震」の一連の地震活動です。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問合せ先
地震火山部 地震津波監視課
電話 03-3434-9041