岩手山の噴火警戒レベルを2へ引上げ
報道発表日
令和6年10月2日
本文
噴火警報の概要
情報発表時刻(発表官署) | 令和6年10月2日15時00分(仙台管区気象台) |
情報種別 | 噴火警報(火口周辺) |
噴火警戒レベル | 1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ |
火山活動の状況
国土地理院によると、9月26日に観測された「だいち2号」のSAR干渉解析結果では、大地獄谷周辺に、衛星に近づく変動が見られます。この変動は、大地獄谷付近のごく浅いところの膨張を示していると考えられます。
防災上の警戒事項
西岩手山の想定火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って、危険な地域には立ち入らないでください。噴火時には、火口の風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
問合せ先
気象庁 地震火山部 火山監視課 碓井、今野
電話:03-6758-3900(内線:5184、5211)