日本海溝海底地震津波観測網(S-net)のメンテナンスに伴う緊急地震速報への影響について

報道発表日

令和6年9月20日

概要

令和6年9月から11月にかけて、国立研究開発法人防災科学技術研究所が運用管理している日本海溝海底地震津波観測網(S-net)のメンテナンスが実施されることに伴い、当該観測点の周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が平常時より遅くなる可能性があります。

本文

 気象庁は、国立研究開発法人防災科学技術研究所の協力を得て、同研究所が運用管理している日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の観測データを緊急地震速報や津波警報等の発表に活用しています。
 今般、同研究所により、令和6年9月から11月にかけてS-netのメンテナンスが順次実施される予定です。これに伴い、メンテナンス予定期間中は、当該観測点のデータを緊急地震速報の発表に活用できなくなります。当該観測点の周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が平常時より最大で15秒程度遅くなる可能性があります。
 なお、緊急地震速報以外の地震情報や津波警報等の発表までにかかる時間及びその内容に影響はありません。

問合せ先

(緊急地震速報について)
気象庁地震火山部地震火山技術・調査課 清本、森脇
電話:03-6758-3900(内線 5242、5252)

(S-netのデータ入手について)
気象庁地震火山部地震火山技術・調査課 長谷部、平野
電話:03-6758-3900(内線 5246、5287)

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