令和6年8月9日19時57分頃の神奈川県西部の地震について(第2報)
報道発表日
令和6年8月16日
本文
地震の概要 | |
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検知時刻 (最初に地震を検知した時刻) | 8月9日19時57分 |
発生時刻 (地震が発生した時刻) | 8月9日19時57分 |
マグニチュード | 5.3(暫定値) |
発生場所 | 神奈川県西部 深さ13km(暫定値;速報値 深さ約 10kmから更新) |
発震機構 | 南北方向に圧力軸を持つ逆断層型 |
震度 | 【最大震度5弱】神奈川県の厚木市(あつぎし)・中井町(なかいまち)・松田町(まつだまち)・清川村(きよかわむら)で震度5弱を観測したほか、関東地方、中部地方、近畿地方で震度4~1を観測 |
地震活動の状況 (16日12時00分現在) | 今回の地震発生後、震度1以上を観測した地震が7回発生(震度4:1回、震度3:1回、震度1:5回) |
長周期地震動の観測状況 | 階級1以上を観測した地域はなし |
(防災上の留意事項)
神奈川県西部の地震活動は、9日の地震発生当初は活発でしたが、時間の経過とともに低下し、今回の地震と同程度の地震が発生する可能性は、地震発生当初に比べ低くなりました。
しかし、この3日間(8月13日から8月15日)で、14日には震度3、15日には震度4を観測した地震が発生するなど、身体に感じない地震も含めて平常時より地震が多い状況が継続しており、現状程度の地震活動は当分続くと考えられます。なお、過去の周辺の活動を見ると、山梨県東部(山梨・神奈川県境付近)では、規模の大きな地震が発生したのち、大局的に地震活動が減衰する中で、少し期間をおいて比較的規模の大きな地震が発生したこともあります。
今回の地震で揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性がありますので、今後の地震活動に注意してください。
日本国内では、いつどこで強い揺れを伴う地震が発生してもおかしくありませんので、日頃からの地震への備えを心がけてください。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
※ 上記、防災上の留意事項の内容について報道発表資料と齟齬がありましたので、報道発表資料の記載の通り修正しております。(令和6年8月22日)
問合せ先
防災上の留意事項、全般について
地震火山部 地震津波監視課 地震津波防災推進室 青栁
電話 03-6758-3900(内線5152)
地震活動について
地震火山部 地震火山技術・調査課 大規模地震調査室 清水
電話 03-6758-3900(内線5267)