令和6年8月8日16時43分頃の日向灘の地震について
報道発表日
令和6年8月8日
本文
地震の概要 | |
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検知時刻 (最初に地震を検知した時刻) | 8月8日16時43分 |
発生時刻 (地震が発生した時刻) | 8月8日16時42分頃 |
マグニチュード | 7.1(速報値) |
発生場所 | 日向灘(宮崎の東南東30km付近) 深さ約 30km |
震度 | 【最大震度6弱】宮崎県の日南市(にちなんし)で震度6弱を観測したほか、東海地方から奄美群島にかけて震度5強~1を観測 |
地震活動の状況 (08日17時15分現在) | 今回の地震発生後、震度1以上を観測した地震の発生なし |
長周期地震動の観測状況 | 宮崎県南部山沿いで長周期地震動階級3を観測 |
(津波警報等の発表状況(8月8日16時52分発表))
(津波注意報)
愛媛県宇和海沿岸 高知県 大分県豊後水道沿岸 宮崎県 鹿児島県東部 種子島・屋久島地方
(防災上の留意事項)
津波が発生しており海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。潮の流れが速い状態が続きますので、注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近付いたりしないようにしてください。
揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。
今回の地震の発生により、気象庁は17時00分に南海トラフ地震臨時情報(調査中)を発表しました。17時30分から南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会および地震防災対策強化地域判定会を開催し、南海トラフで想定されている大規模地震との関連性について調査を行います。南海トラフ地震で被害が想定される地域の方は、個々の状況に応じて、身の安全を守る行動をとってください。
(今後の地震活動の見通し)
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問合せ先
地震火山部 地震津波監視課
電話 03-3434-9041