日本付近の大気中二酸化炭素濃度の増加が続いています
報道発表日
令和6年3月29日
概要
日本付近の大気中の二酸化炭素濃度は年々増加を続けており、2023年も陸上、洋上及び上空の観測全てにおいて観測史上最高を更新しました。
本文
2023年の大気中の二酸化炭素濃度は、観測史上最高を更新しました。最も早くから連続観測を行っている綾里(岩手県大船渡市)では、観測開始以来36年連続で記録更新を続けています。
気象庁は、二酸化炭素濃度の監視のため、陸上の3地点(綾里、南鳥島、与那国島)のほか、北西太平洋域を海洋気象観測船で、北西太平洋上空6 km付近を航空機で観測しています。引き続き、地球温暖化の主要因である二酸化炭素について監視を続けてまいります。
詳細は気象庁ホームページの「温室効果ガス」のページで公表しています。
問合せ先
<陸上及び上空の二酸化炭素濃度に関すること>
気象庁大気海洋部環境・海洋気象課 永井(ながい)
電話:03-6758-3900(内線4698)
<洋上の二酸化炭素濃度に関すること>
気象庁大気海洋部環境・海洋気象課 延与(えんよ)
電話:03-6758-3900(内線4619)