[広告]

[広告]

「令和6年能登半島地震」における「珠洲市長橋」の潮位観測データの公開について

報道発表日

令和6年2月1日

概要

一連の「令和6年能登半島地震」における、令和6年1月1日16時10分の震度7を観測した地震に関連して、地震直後から欠測となっていた「珠洲市長橋」(すずしながはし)の潮位観測データを公開します。

本文

 令和6年1月1日16時10分に発生した地震の影響により欠測となっていた気象庁の津波・潮位観測地点「珠洲市長橋」について(令和6年1月5日報道発表)、1月30日に現地に職員を派遣し、通信障害により取得できていなかった地震直後の潮位観測データを回収しました。このデータについて、今後の調査に資する可能性があることから、気象庁ホームページで公開します。

 回収した潮位観測データを気象庁で確認したところ、顕著な海面の上昇は確認されませんでした。また、観測点付近で実施した現地調査においても津波による浸水の痕跡は認められていません。

 なお、「珠洲市長橋」は、地盤隆起によって観測不可能な状態が続いており、気象庁では周辺の代替地点での観測再開に向け作業を進めております。

別紙:回収したデータグラフ、観測地点の写真
データ公開のURL:https://www.data.jma.go.jp/omp/data/jishin/tide/nagahashi_kansoku.html

問合せ先

気象庁大気海洋部環境・海洋気象課 鈴木、本山

電話:03-6758-3900(内線4741、4756)

資料全文