夏の日本の平均気温と日本近海の平均海面水温の顕著な高温について
報道発表日
令和4年9月1日
概要
夏(2022年6~8月)の日本の平均気温は顕著に高く、統計を開始した1898年以降で2番目に高い記録となりました。また、日本近海の6~8月の平均海面水温は、統計を開始した1982年以降で第1位の高い記録となりました。
本文
夏(2022年6~8月)の日本の平均気温は顕著に高く、夏(6~8月)の気温としては統計を開始した1898年以降で最も高かった2010年に次いで2番目に高い記録となりました。また、日本近海の6~8月の平均海面水温は、統計を開始した1982年以降で2001年、2016年と並んで第1位タイとなりました。
このように日本の平均気温と日本近海の平均海面水温が高くなったことは、日本の南海上を中心に太平洋高気圧の張り出しが強かったことが主な要因と考えられます。また、背景には、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響があるとみられます。
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