エルニーニョ監視速報(No.343)について
2021年3月の実況と2021年4月〜2021年10月の見通し
報道発表日
令和3年4月9日
概要
- 昨年夏から続いているラニーニャ現象は弱まりつつある。
- ラニーニャ現象は春の間に終息する可能性が高い(80%)。
- 夏は平常の状態である可能性が高い(70%)。
本文
昨年夏から続いているラニーニャ現象は弱まりつつあります。
太平洋赤道域の西部から中部に海洋表層を東進する暖水が見られ、今後も暖水が東進して、東部の海面水温が平年より低い状態は解消していくと考えられます。
エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、ラニーニャ現象は春の間に終息する可能性が高く(80%)、夏は平常の状態である可能性が高い(70%)と見込んでいます。
以上を内容とする「エルニーニョ監視速報(No.343)」を本日14時に発表しました。
問い合わせ先
大気海洋部 気候情報課 担当 竹川
電話 03-6758-3900(内線)4547
資料全文
関連資料

このサイトには、Adobe社Adobe Acrobat Reader DCが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。