エルニーニョ監視速報(No.335)について

2020年7月の実況と2020年8月〜2021年2月の見通し

報道発表日

令和2年8月11日

概要

  • エルニーニョ監視海域の海面水温が基準値より低くなるなど、ラニーニャ現象時の特徴が明瞭になりつつある。
  • 今後冬にかけては平常の状態が続く可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高い(60%)。

本文

エルニーニョ監視海域の海面水温が基準値より低くなるなど、ラニーニャ現象時の特徴が明瞭になりつつあります。
太平洋赤道域の中部に見られる海洋表層の冷水が今後東進し、東部の海面水温が平年より低い状態をしばらくの間は維持すると考えられます。
エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、今後冬にかけては平常の状態が続く可能性もあります(40%)が、ラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高い(60%)と見込んでいます。

以上を内容とする「エルニーニョ監視速報(No.335)」を本日14時に発表しました。

問い合わせ先

地球環境・海洋部 気候情報課 担当 中三川
電話 03-3212-8341(内線)3166

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