梅雨前線に伴う大雨の見通しについて(7月5日)

報道発表日

令和2年7月5日

本文

 梅雨前線が西日本から東日本に停滞しています。記録的な大雨となった熊本県と鹿児島県では、3日からの雨により土砂災害の危険度の高い状態が続いており、氾濫が発生している河川があります。このため、わずかな雨量でも災害が発生するおそれがあります。
 前線は5日は西日本、東日本にほとんど停滞、6日は太平洋高気圧が強まり、次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動の活発な状態が続く見込みです。西日本から東日本では6日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があり、すでに増水や氾濫している河川、地盤の緩んでいる所では厳重に警戒が必要です。
 8日頃にかけて前線は西日本、東日本に停滞するため、大雨が続くおそれがあります。
 河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒、低い土地の浸水に警戒・注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

 今後の予想を含めた最新の情報は地元の気象台が発表した気象情報をご利用ください。


問い合わせ先

気象庁予報部予報課
電話:03-3211-8303

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