25日を中心とした大雨の見通しについて
報道発表日
令和元年10月24日
本文
<気象概況> 九州南海上にある低気圧がゆっくり東北東に進み、25日夜には関東の東海上に進む見込み。台風第21号は、父島の北の海上を北上しており、小笠原諸島では大荒れの天気となっている。今後は東よりに進路を変えて、26日には日本の東海上で温帯低気圧に変わる見込み。
<大雨> 低気圧の影響で東日本は25日夜にかけて、東北地方は25日から26日にかけて広い範囲で雨が降る見込み。低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むとともに台風周辺の湿った空気も低気圧に向かって流れ込むため、雨雲が発達し、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれ。19日や22日の雨に比べ雨量が多くなる見込み。総雨量は関東地方の多いところで200~300ミリ、東北地方(太平洋側)の多いところで150~200ミリ。
<警戒事項> 台風第19号による記録的な大雨の影響で少ない雨でも土砂災害や洪水が発生するおそれ。土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒。落雷や竜巻等の激しい突風に注意。各地の気象台が発表する気象情報や気象庁ホームページの危険度分布に留意。
今後の予想を含めた最新の情報は地元の気象台が発表した気象情報をご利用ください。
問い合わせ先
本報道発表に関するお問い合わせ:
気象庁予報部予報課 03-3211-8303
資料全文
最新の気象情報等
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- 危険度分布(どこで土砂災害、浸水害、洪水害の危険度が高まると予測されているかを地図上で表示)
- 各地の気象情報(気象概況や大雨の見通し)
- 指定河川洪水予報(国や都道府県の管理する主な河川の氾濫の危険度を予測)
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