台風第19号の今後の見通しについて(10月10日)

報道発表日

令和元年10月10日

本文

 <気象概況> 大型で猛烈な台風第19号は、現在父島の南西海上を北上している。台風は日本の南海上を北北西に進み、次第に進路を北東に変えて、非常に強い勢力(最大風速45メートル)を維持して12日から13日にかけて西日本から東日本に接近し、上陸するおそれ。※昨年の台風第21号の上陸時の中心気圧は950hPa、最大風速は45メートル。

 <暴風、高波、高潮> 小笠原諸島では11日にかけて非常に強い風が吹き、11日夕方にかけて猛烈なしけとなる見込み。西日本・東日本の太平洋側では11日午後から非常に強い風が吹き、11日夜には猛烈なしけとなる所がある見込み。12日から13日にかけては西日本や東日本、北日本で猛烈な風が吹き、猛烈なしけのおそれ。また、潮位の高い時期なので台風の進路によっては西日本や東日本で高潮のおそれ。

<大雨> 台風の接近に伴い南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本太平洋側や東日本では11日午後から非常に激しい雨の降るおそれ。西日本と東日本、北日本では12日から13日にかけても大雨となり、東日本を中心に総雨量が多くなる見込み。

 <警戒事項> 暴風や高波に厳重に警戒。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高潮に警戒。落雷や竜巻等の激しい突風に注意。 最新の台風に関する情報等に留意。

 今後の予想を含めた最新の情報は地元の気象台が発表した気象情報をご利用ください。


問い合わせ先

 本報道発表に関するお問い合わせ:
  気象庁予報部予報課  03-3211-8303

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