積乱雲に伴う激しい現象の住民周知に関するガイドライン ~竜巻、雷、急な大雨から住民を守るために~

本ガイドラインについて

平成24年5月6日、茨城県、栃木県、福島県で複数の竜巻が発生し、大きな被害をもたらしました。

気象庁では、竜巻注意情報や「竜巻発生確度ナウキャスト」「雷ナウキャスト」の現状並びに住民への伝達と利活用における課題等を整理し、今後の情報の改善に向けた検討を行うため、学識経験者や関係自治体、報道機関等から構成される「竜巻等突風予測情報改善検討会」を開催しました。

検討会の提言の中では、自治体が防災行政無線等を通じて住民に伝達する際にどの段階でどのような内容を周知するのが適切なのか一定の考え方を示した住民周知のためのガイドライン等を示す必要があることが指摘されました。

これらの動向を踏まえ、気象庁では「積乱雲に伴う激しい現象の住民周知に関するガイドライン ~竜巻、雷、急な大雨から住民を守るために~」を作成しました。

竜巻、雷、急な大雨等の積乱雲がもたらす激しい現象に対しては、一人ひとりが自らの判断で身を守ることが重要です。そのため、本ガイドラインでは、積乱雲がもたらす激しい現象からの身の守り方、「気象情報」、「雷注意報」、「大雨注意報」、「大雨警報(浸水害)」、「竜巻注意情報」等の利用上の解説、住民への伝達例文等をできるだけ具体的に記載しています。

本ガイドラインは、以下のアドレスから参照いただけます。

  • 「積乱雲に伴う激しい現象の住民周知に関するガイドライン ~竜巻、雷、急な大雨から住民を守るために~」
  • 概要[PDF形式:約0.7MB]
  • 本文[PDF形式:約1.0MB]